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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

寝る子 

2018/04/18
Wed. 23:10

日頃はあまり気にもしないでネコチャンズと付き合っているが、ふとした拍子に彼等の態度が今までと少し違っていたりすることに気づくことがある。

この2日間、右の足首から先が腫れてきて身動きできないまま自宅療養をしていた。原因は「アレだな!」とか「あの時だな!」とかだいたいわかっているのだが、いまさら病院通いで長く待たされて飲み薬と湿布をもらって帰るくらいなら、自宅でクラシックでも聴きながら療養していおたほうが良い!・・と、勝手に自己診断してゴロゴロしている。
思い返すと、2日間なにもしないでメシもろくに食べないで寝続けたことなど、この近年の記憶にまったくないほど珍しいことだった。それで、なにもしないでただひたすら眠り続けていたわけだが、この歳になってもまだ、昔の若かった頃のように眠っても眠っても、また次々と寝ていられるものだと云うことがわかった。
電話があったりするし、オシッコもしたくなるしで時々目が覚めてゴソゴソしていると、どこからともなくネコチャンズがそろりと私の横を通り過ぎて行ったりする。彼等も、ほぼ同じような1日の暮らしぶりで、メシを食べ、オシッコやウンチをして、チョット窓際に佇んで世間の様子を確かめて、またどこかへ潜り込んで見えなくなる。

私が吉田家に居る時はだいたい何かしらの用事でドタバタとうるさくしていて、ネコチャンズもそれでなかなか落ち着かなくて一緒になってウロウロしていることが多い。気がつくと、ソファーとか日の当たる窓際とかで爆睡していることもあるが、そういう現場を見つけると、なんとなくチョッカイを出したくなってベタベタ触ったり頬ずりしたりして起こしてしまう。彼等もしばらくオヤジの我儘へ付き合ってからフギャーと面倒臭そうに鳴いてオヤジの手の届かない安全地帯へ避難する・・・そんな感じで、けっこう昼間は吉田家のアチコチをせわしなくうろついていると思っていたし、夜は夜で毎晩深夜の夜回りがひとしきり続くし、彼等もそれなりに慌ただしい毎日を過ごしているのだと思っていたら、療養中の2日間でそうでもないということがわかった。
何のこともない、オヤジかそれ以上にだらしなく惰眠をむさぼっているのだ。

寝るにしても、耳のお供くらいの癒やしは欲しいから、40年前から使用しているくたびれたDIATONEスピーカーの前に陣取って療養と称する惰眠を貪っていると、クロがフギャーとひと声鳴いて静々と私の腹の上に乗ってきて、そこから少しずつ居心地の良さそうな場所を探して移動しながら結局股間の隙間へはまり込んで落ち着いた。それからしばらくして、今度はシロがやってきて慎重にオヤジの様子を確認しながらさり気なく痛い右足を伝って股間のクロへ擦り寄ってくる。ここまでになるとさすがに熟睡中の私でも彼等の重さに目が覚める。とても延々と我慢できる態勢でないから、イジイジと身体を捻ってソファーベッドの隅へ身をかわすのだが、ネコチャンズはそういうオヤジの優しさを完全無視して都合よく布団のど真ん中をキープする。臆病者のシロは、私の動く気配を敏感に察知して、すぐに飛び起きて安全地帯へ避難するが、クロの方はピクリとも動かないで眠りこけている。アレコレ用事の最中も動く様子がないから心配になって覗き込むとわずかに背中が上下して息をしていることが伝わる。この2日間観察を続けていると、彼等は少なくても18時間ほどは寝てばかりいる。やはり猫の語源は「寝る子」に間違いない!

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