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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

ご飯が美味い 

2018/05/16
Wed. 23:35

七日つとめがあるので、1週間ぶりに寺泊で一人飯をつくった。

これから暖かくなってそれから先は暑くなる一方だから、作り置きが過ぎると無駄が増える。冷凍庫で眠っている食材をいくつかみつくろって簡単なツマミにして、あとは中途半端に残っている冬の日本酒や焼酎やワインを1本ずつ空にした。それでも、まだ他に封を切った日本酒が少し残っていて、それはまた1週間後の七日つとめで寺へ泊まった時の寝酒にすることにした。

主食の炭水化物がなかなか食べきれないまま残り続けていて、それもこのままだと無駄になるから少し無理をして食べ続けている。
昨年の晩秋にお檀家さんから法事の引き物代わりにお供えで頂いた30kgのお米は、そのまま御本尊様にお供えし続けるのも失礼だから、年の瀬の押し迫った時に御下がりへ回して、半分ほど吉田家へ持って帰った。残りの半分は、お正月から少しずつ炊いて食べ始めているが、他にお餅も冷凍してあるし、昨年の夏の引き物の各種乾麺も残っているし、せっかくのお供え物を粗末にしないよう気配りしながらありがたくいただくことも坊主の勤めだと、寺の日常でセッセと食べ続けている。
久しぶりに会った友人とか知人から、「少し太ったんじゃない?」とか「アラ!腹出たねぇ〜〜」などと、私の体型の変化を指摘されるが、それには「飲むも食べるも坊主の大事な仕事なのだ!」と説明するようにしている。世界には食糧難の飢餓で苦しんでいる人々もたくさんいるのに、一方で贅沢にも食べることに苦しむ坊主がいるわけで、此岸の世界の不条理をどうすることも出来ないもどかしさに悶々と過ごしている。

チビチビと晩酌しながらとか朝の通勤坊主で早出の時とか1合飯を準備して炊いておく。
冬の間は、ご飯も日持ちがするので、だいたい3合ほど土鍋で炊いて半分を冷凍へ回しておけば1週間近く主食で不自由することがない。
これから先は、1回に3合を炊き続けていくと冷凍庫がご飯で溢れかえってしまうことになるから、先日1合炊きの土鍋を新調した。
その土鍋は都合よくレンジの中にピッタリ収まったので寺の仕事をしながら10分ほどチンして、あとは同程度の時間だけ蒸らしておけば2食分の主食が出来上がる。通勤坊主をしながら2日に1回ほどこうして炊飯して半分を冷凍保存して2日目に回すことを繰り返しながらお昼ごはんを食べている。

雨で草刈りを途中で切りあげてからフキを収穫してワイフへ託しておいたのを、山椒の薬味を添えて甘辛く煮付けしてくれた。
これが炊きたてのご飯へ絶妙にピッタリで、一膳をアッという間に完食してしまう。
「いっぱいつくったからお寺へ持っていきなさいよ。冷凍で保つかもしれないし・・」
吉田家を出る時に保存袋3つ分に小分けしたフキを持たせてくれた。
その日は早速一袋分を食べた。
ワイフは料理上手でとても助かっている。長年一緒に暮らしていると、私の食の好みも心得てくれている。貧乏だけど、いつも美味い飯が食べられるボクは幸せものだと思う。

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