FC2ブログ

工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

なっちゃんのおかげ 

2018/06/22
Fri. 23:57

島根沖アジのタタキと骨せんべいと南蛮漬け。
タイのアラ煮や鶏皮ポン酢あえなどなど・・・
本社出張で帰省中のなっちゃんのリクエストに答えて、ワイフが腕をふるった。
ボクはなっちゃんのおかげでとても豪華な夕食にありつくことが出来た幸せ者だ。

大般若会が終わって少し落ち着いたはずなのに、10年に一度調査が入る寺関係の書類を整えなければいけなくて、役場とか市役所とか関係諸庁舎をせわしなく行き来している。
前回は住職交代の前のことで前住職の憲正さんがすべての書類を作成していた。
あの頃は加齢によるもの忘れも進んでいて、すでに事務能力がかなり衰えていたから役場の行き来など大変な思いをしていたことだろう。
彼は、住職在職60年のベテランだったから、10年毎の寺籍調査も過去データの保管場所さえ忘れないでおけば変更箇所の修正でなんとか書類作成が出来ていたと思うが、さて、それが出来ていたかどうか・・・今になっては不明だ。

私の場合は、在職中にあと1回はこういう書類作成が巡ってくるだろうが、その次の2回めがあるかどうかは微妙なところだ。
こうして、自分の昔を振り返ると、一番長く続いている彫刻家でもまだ35年程度のことだから、憲正さんの辛抱は並大抵のことでないということをあらためて痛感する。
現住職のどうしようもなくだらしない人生が証明されたようで恥ずかしい限りだ。

週末から日曜日にかけて、法事などの仏事が重なる。
書類作成の合間を縫って、墨をすって塔婆を2枚書いた。
しばらくぶりの年回法事のことで、裏書きを何にしようか少し悩んだが、今の落ち着かない自分の状況を客観的に落ち着かせることも大事なことだと思って、「坐看雲起時」と書かせてもらった。
いつもより梅雨の入りが早かったわりに、その後、雨降りも長続きしなくて晴れて暑くなることもたくさんあって、そういう時はセッセと草刈りしたり庭掃きしたりサツキを刈り込んだり・・・毎日地べたばかり見て過ごしていた気がする。今度の二つの年回法事では、せめて15分位は坊主らしいお話をすることになるし、そのネタも考えておかなければいけない。坊主家業に熱心な近所の方丈さん方は説教師の資格なども持っておられて、1時間以上は普通に平気で説教講話をされる。私にできる話は彫刻の溶接作業や材料ネタのことくらいしか無いし、日頃の世間話でお茶を濁すわけにもいかないし、気が重い。

豪華な夕食をいただいて、満腹になって、いつもより早く寝た。
塔婆書きや寺務の役所巡りと、気遣いの多い一日だったから疲れが溜まったのかもしれない。横になると身体の節々が重たくて、それが気になって深夜に目が覚めた。部屋のどこかでクロが短く鳴いた。私の目覚めを気付いたのだろう。日頃はだいたいクールに適度な距離をおいてベタベタ甘えることもないが、さり気なく近くでオヤジを気遣ってくれているようなところもある。
明日は2時間のソロライブとMCがあって、夕方から御大師講の塔婆回向独演会と続く。

IMG_3158_2018062615582517f.jpg

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

この記事に対するコメント

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://tetujin29.blog31.fc2.com/tb.php/3005-99ce9d90
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

2020-06