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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

豪雨の小祥忌 

2018/06/29
Fri. 23:30

最近・・というか、近年の雨の降り様は尋常でない。
昨日から本格的な雨になったが、これが突然物凄い豪雨がドッと降り出して境内がアッという間に池になってしまうほどのゲリラ豪雨。これほど激しい雨が一瞬で降ると、いつもの排水の傾斜や大屋根からの雨樋などまったく役に立たないでアチコチでオーバーフローを起こす。
一昔前はこういうタイプの雨など降らなかった。
それに、しばらく続いた猛暑も6月のうちに気温が30℃を超えることなど記憶の限り経験がない。

前日から深夜にかけて、飯南高原は大荒れに荒れた。
浄土寺前住職の一周忌法要の朝も大雨で明けた。
司会原稿はすでに届いていて、それを元にお参りのお檀家さん用レジュメ解説も45部印刷しておいた。万善寺住職の事前準備はすでに終わっていて、あとはそれらを忘れないように大衣用の頭陀袋へ仕舞えば良い。
玄関前に横付けしておいた銀くんの屋根で大屋根からあふれた雨が大きく跳ねて窓ガラスを流れ落ちている。銀くんへ乗り込むのも一苦労で、雨のタイミングを読み誤ると改良衣が一瞬でずぶ濡れになりそうだ。他に荷物もあるし、一周忌法要は朝からえらいことになった・・・

なんとか、大雨の間隙を縫って銀くんへ飛び乗って、国道へ合流して右折した。
朝のこの時間帯は対向車線を通勤の車列が広島方面へ流れている。飯南高原の町役場や小中高の学校もそっち方面になるから、それが影響しているかもしれない。
国道54号線は、数年前に松江から広島尾道を結ぶ松江尾道道が全線開通した。一部区間を除いてほとんど無料通行区間になっているので、長距離の物流や商用車はほとんどそちらへ迂回するようになった。
それ以来、国道の交通量が激減して、日頃は近隣地域の生活車専用道となった。国土交通省の出先機関がすぐ近くにあって頻繁に巡回している様子なのに、なぜか国道の補修工事が殆ど無い。自動車道が開通する前は一年中どこかで補修工事をしていて、片側交互通行でイライラの連続だったが、最近はそういうことも稀になった。
今度の猛烈な豪雨が補修のない国道のくぼんだ轍を頼りに流れ下って一瞬で川に変わった。轍を避けられないまま銀くんを走らせていると洗車マシーンを潜っているようにすっぽりと雨水に浸かってしまった。
いつもはたった5分の距離がやたら遠く感じた・・・

そんな悪天候の中、法要は粛々と進み、斎膳の頃にはそれまでの雨が嘘のように上がった。
プリントの部数がかなり余った。この雨でお参りを躊躇されたお檀家さんも多かったのだろう。自然を相手にどうなるものでもないから無理はしないことだ。
司会解説をしながら先ごろ書いた塔婆の裏書きを思い出していた。さすがにこの豪雨では「坐看雲起時」の境地に浸る余裕など、ナンチャッテ坊主には無理なことです・・・

IMG_3176.jpg
浄土寺一周忌解説

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