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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

百日紅が咲いた 

2018/07/24
Tue. 23:13

少し前まで銀山街道のあちこちにねむの木が満開の花を咲かせていたのに、ふと気づくと、もう百日紅が咲き始めている。
百日紅と云いうと、飯南高原のあたりでは盆の花のイメージが強かったから、今年はずいぶん早く開花が始まったものだ。

朝夕の通勤坊主で銀山街道を往復していると、いつも何処かで何かに出会ったり何かが起こったりして油断ができない。
少し前からドロガメが湧き出て道のあちこちを彷徨いている。彼等にとっては恋のシーズンなのかもしれない。
ボーッとしていると、反応が鈍って轢き潰してしまいそうになったことが何度かあった。彼等の彷徨きが少し収まるまでいつも以上に緊張しながら銀くんのハンドルを握っていると、今朝は、幾つかあるトンネルの一番最後のトンネルへ入ったところでゴイサギと出会った。焦ってブレーキを踏んで衝突は免れたが、向こうもビックリしたようで一瞬動きが固まったあと、トンネルの向こう側の出口へ向かって飛びはじめた。なんとなくゴイサギを後ろから追い立てるような状況になって、後をついてゆっくりと銀くんを走らせた。
そもそも、こういうシチュエーションにはそう何度も出会うことではないから、異空間に入り込んだような不思議な感覚になった。
ゴイサギはトンネルを出てすぐ左に旋回して谷川の方へ消えていった。
似たような光景を何処かで見たような気がして、しばらく記憶の糸を手繰っていたら、ジュラシック・パークの映画を思い出した。
ゴイサギそのものは巨大と云うほど大きな鳥でもないが、トンネルの中を滑空する様子はなかなか迫力があった。

保賀川につがいの白鷺が一時期出没していたことがある。
もう何年も前のことになるが、田植えが終わった保賀川沿いの田んぼへ2羽の白鷺が毎日のように舞い降りて何かをつついていたから、きっとオタマジャクシを食べていたのだと思う。それからしばらくして気がつくと、白鷺はいつのまにか保賀の谷からいなくなっていた。あとになって近所のオジサンから聞いたことだが、そのつがいの白鷺が保賀の谷の何処かで暮らすようになってから、ハエンゴやヤゴなど保賀川の生き物がすべて食べつくされて全滅したのだそうだ。
私が小さい頃はシーズンになるとホタルが乱舞して見事だった。
保賀川にかかる橋の上で竹箒を一振りすると、ホタルがたくさん絡みついていくらでも捕まえることが出来た。

昔のことを思うと、山里の様子もずいぶん近代化されて変わってきたとは思うが、それでも動物も植物もアレコレの生き物たちはそれなりにしぶとく生き抜いていると思う。
1日の終りに万善寺の境内へ古古米を撒いておくと、次の朝にはだいたい殆どスズメたちに食べつくされている。古古米を捨てることがもったいないと思うだけで飼っているわけではない。
スズメのような野鳥は人間が餌付けをして飼うことを禁じられているということだ。違反の度が過ぎると罰金罰則があるとはじめて知った。
自然とは適度な距離を持って付き合うことが自然保護につながるのだということらしい。

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