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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

背負子 

2018/07/31
Tue. 23:50

背負子が欲しくて、そのことをワイフに話したら、しばらくの間iPadをつついていたが、
「あったぁ〜!良いのがあったよ♡!あなた、こんなのでしょぉ〜!」
と、Amazonのページを見せてくれた。
ざっくりと簡単に編んだ竹籠で、見た感じ、何かのディスプレイで使うような雑貨っぽい仕上がりの、かろうじて実用に耐えられるかどうかギリギリといったところのもので4000円弱だった。

YouTubeで見たのは、おばあさんがPPバンドを編んで自作したふうな網籠を背負っていて、その中に猫がおとなしく入っていた。
細く長い坂道を登ったあと、昔暮らしていたのかも知れない朽ち果てた小さな家の前の広場に着いて籠をおろすと、猫は勝手知った様子で網籠から出て雑草の生い茂った庭で遊びはじめた。
なんとも微笑ましくていい感じの動画で、それを見て自分にもPPバンドの背負子があると何かにつけて便利だろうと思ったものだから、
「PPバンドで背負子編んでくれない?」と目の前のワイフへ聞いてみたら、Amazonを探って適当なのを見つけてくれたというわけ・・・

その背負子は、結局ワイフがボクのために買ってくれることになって、昨日出雲の用事を済ませて帰宅したら、玄関の板場に置いてあった。
早速大きなAmazonマークの箱を開けてみると、写真にあったのと同じ感じで可愛い華奢な背負籠が入っていた。
ゴソゴソやっていたら、その音を聞きつけてクロがやってきた。
シロはそうでもないが、クロはダンボールの箱とかビニール袋とか、そういうチョットした入れ物の類が大好きで、だいたい何処にいったか見えなくなると、上手に手頃な場所の手頃な箱へスッポリ収まって爆睡していたりする。
背負子の入っていた箱はクロにとっては少しサイズがでかすぎたのか、あまり興味を示さなかった。
せっかくだから抱き上げて竹の背負子へ入れてやったら、嫌がりもしないでスンナリ収まった。
背負ってみるとクロの重みがズシリと肩へ食い込んだ。
竹籠の具合は案の定貧弱なものでクロが動く度にフニャフニャとねじれた。
お盆の掃除にあわせて、ストーブの焚付用に杉葉とか枯れ落ちた小枝を投げ込んで持ち帰れたら便利でいいと思う。現実的にハードな使用へ何処まで耐えられるかどうかわからないが、無いよりはマシだし、ワイフの好意でもあるから大事にしようと思う。

まさか、今の時代、Amazonの商品でみつかるとは思ってもいなかった。
背負子は、昔、今度のように竹籠で出来たものと、適度な角度で二股に別れた枝木を使って組み合わせたものと、大きく分けて2種類のものを用途に応じて使い分けていて、山里の暮らしに無くてはならない必需品だった。
寺の土蔵かどこかを探せば、まだ修理して使えそうなモノが残っているかも知れない。

IMG_0864.jpg

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