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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

再スタート 

2018/09/18
Tue. 23:27

1年間フロリダで仕事をしていたノッチが帰国して、今はなっちゃん家に転がり込んでいる。

日本で新しい仕事を探すのも、きちんとした住所が決まらないといけないし、住民票のこととか健康保険のこととか、色々な手続きが必要になってなかなか大変そうだ。
オヤジの私のところへも戸籍謄本を送れと云ってきたので、寺の用事の合間に役場へ出かけて住民課の担当さんへ問い合わせたりして結構面倒だった。
世間をモヤァ〜っと見てると、自分の周辺でも「○○ちゃんがオーストラリアの農場で働いている」とか、「△△さんがアフリカの何とかという国に行ったきり帰ってこない」とかいう話を漏れ聞いたりして「世界はずいぶんと近くなったものだ・・」と漠然に思っていたりしたが、実情は出国も入国もかなり厳しくチェックされていて、それらをすべてクリアするだけでもかなりのエネルギーを必要としているということがよくわかった。
それだから余計に、この度無事に帰国したノッチのアクティブ過ぎるほどの行動力が「凄いことだ!」と思えてくる。

そんなわけで、現在のノッチは日本の暮らしを再スタートするための各種事務手続きを続けながら、再就職の就活をすることも少しばかり休憩して、ひとまずは自分のスキルアップも兼ねた小旅行を続けている。
先日は、2年半ぶりくらいになるだろうか?昔働いていたシンガポールへ行って、当時の友達に再会したようだ。
そこからベトナムとかタイとかを経由して関空へ帰ってきた。
今は、家族や友人の間でも、普通にどこでもSNSのやり取りで情報交換が簡単にできるから、一昔前のようなタイム・ラグも無くなって心配でもあるが安心する。

私の方は、家族LINEで交わされるそういうノッチの時時の様子を確認しながら奥出雲の小品彫刻展を切り盛りし、萬善寺のお檀家さんの訃報を受けて葬儀を済ませ、そうこうしながら頭の中では野外彫刻のかたちを最終段階まで練り上げ、やっと本格的に久しぶりの工場通いをスタートさせた。
前回工場へ通っていたのはいつの頃だったか、思い出そうと思って記憶の糸を手繰ってもすぐには思い出せないくらい彫刻制作から縁遠くなっていた。
これから順繰りに季節が巡って春が来るのか不安になるほどまだ雪がタップリ残っていた2月の頃だった。それから半年・・・今回の野外彫刻は、あのときに小品の彫刻を造っておおよその方向性を確かめておいたものをベースにして制作をしようと決めている。
搬入搬出の移動のこともあるから、まずは今の相棒銀くんの寸法を測って、それを工場の壁に立てかけてあるコンパネへチョークで写した。積み込みスペースを決めてから彫刻の制作へ入るなど、ずいぶんと打算的に割り切った彫刻になってしまいそうにも思えるが、それはそれなりにスケールのバランスの緊張感を考えてのことであるし、制作の方向性で妥協をしているわけではない。
鉄板を狭い工場の床に寝かせて、直接チョークでドローイングするところからはじめて、ほぼ全てのパーツを切り出すのに1日かかった。

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