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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

銀くんデビュー 

2018/09/20
Thu. 23:01

1日工場へこもって野外彫刻のパーツを完成させたら、少し仮眠して徳島へ出発する。
銀くんの彫刻搬入本格デビューになる。
先代の結界くんよりシートが華奢になったぶんだけ、荷台スペースがずいぶん広くなった。
今度の野外彫刻も、高さが2mチョットでスケールはおおよそ予想通りに仕上がりそうだ。このパーツは、溶接の総延長距離10mくらいで、補強のパーツなどを若干溶接すれば終わりだから、ゆっくり時間をかけても夕方にはすべて作業が終わる。

夏が猛暑だったせいか、今になってヤブ蚊が盛んに飛びはじめて、溶接をしていると無防備な首から後頭部にかけてコレでもかと云うほど群がって刺してくる。溶接中はじっと動かないように身体を固定していなければいけないから、ひたすら痒みを我慢するしか無い。なかなか作業に集中できなくて無駄に体力を消耗してしまった。
彫刻を造っていると、けっこうハードに身体を動かしているように思うかもしれないが、実は坊主でお経を読んでいるときと殆ど変わらないほど身体を固定していることが多い。
溶接や溶断などの作業に集中していると、フッと思考が消滅して座禅の瞑想に近い状態になる時がある。
身体の揺れが止まって、工場の床に自分の足の裏が張り付いた感じになって、重心が少しずつ臍のあたりまで下がってくるふうに感じる。そういう時は、あとでグラインダーを使うと、彫刻の溶接面がきれいに仕上がって無駄がない。
彫刻を一つ造る間に、雑念が抜ける瞑想状態になることはそれほど多くない。今回はヤブ蚊に邪魔されてかなり制作が乱れてしまった。

搬入の準備を整えて、吉田家経由で萬善寺へ移動した。
彫刻の重心を下げるために寺で保管してある玉石の土嚢袋を積み込んだ。
瀬戸中央自動車道を経由して徳島の彫刻展示会場へ午前10時位到着を目指して出発した。
長距離を走る時は、体力の消耗を避けるために地道で60km、自動車道で80〜90kmの定地走行をする。
最近あおり運転の被害が多発しているらしいが、そういうことは今に始まったことでも無くて、昔から普通にあったように思う。気がつけば、自分のほうがあおり運転らしきことをしていたりすることも時々あって、ワイフが助手席に乗っていたりすると「あんた、そんなに急ぐことないでしょ!もっと車間距離とらないと・・」などと、うるさく注意される。
運転の癖のようなものは誰にでもあることだから、少々タイミングのズレがあってもすぐにイライラしないように気持ちの平静を維持することが大事だ。
徳島駅の裏側にある、公園のゲートへ着いてから彫刻展主催の松永さんへ電話を入れた。
公園のいつもの場所へ銀くんを乗り入れて、だいたい20分ほどでセッティングが終わった。
移動時間4時間半は、自分としては全く気にならない日帰りコースだが、せっかくだから帰りは、少し余裕を持って倉敷の友人を訪ねてみようと思う。

IMG_6338.jpg

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