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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

雲水彫刻家 

2018/09/21
Fri. 23:03

倉敷の児島と水島の間くらいのところに美味しいコーヒーを飲ませてくれる友人がいる。
自宅は倉敷の方だが、由加山の参拝古道脇にあるコーヒー屋と養蜂業でミツバチの世話をするために1週間で3日位は通って店を開いている。
いつ行っても開いているわけではないから、今回のように四国へ用事があるときなどは、あらかじめ彼に連絡を入れて様子を確認することにしている。

徳島へ彫刻の搬入を終わらせて、四国から瀬戸中央自動車道へ乗ったのはお昼を少し過ぎたくらいだった。
児島のインターチェンジを降りて、鷲羽山方面へ回って瀬戸内海を展望したりして、それから由加山へ向かった。
明日中に寺へ到着していればいい。
私が由加山へ廻ることが連絡網で回って、陶芸家と草月流の二人もコーヒー屋へ合流することになった。
陶芸家の芝さんと草月流の西本さんは富山町の彫刻イベントで個展などをしてもらってお世話になった。コーヒー屋の森山さんは養蜂業もしていて書道家でもあるなかなか風流な文化人で、彼も富山のイベントに参加してくれた。

由加山への古い参詣道は普通車がやっと通れるほどの渓流沿いの狭い道で、渓谷の風景に趣がある。
コーヒー屋はその狭い参詣道と巨岩の重なる渓流の間にある小さなスペースを目一杯使って建っている。
基本的に駐車場はない。参詣道の少し幅広の場所を探してソコに銀くんを駐車した。
森山さんはコーヒーを自家焙煎しているから、私の好みに合わせて絶妙の焙煎でコーヒーを入れてくれる。
あんなにフルーティーで美味いモカを飲んだのは何年ぶりだろう?口の中に何時までもコーヒーの香りが残って、それだけで旅の疲れを忘れる。
渓流に住む山雀がしきりにテーブルにある餌場に舞い降りてひまわりの種をくわえて飛び去っていく。
山雀はくじ引きの鳥でお宮には縁が深い。昔々は、由加山でもくじ引き芸を仕込まれていたのかもしれない。今に住む山雀もその末裔か何かでおみくじ芸のDNAを引き継いでいるのだろうか?とにかく人懐っこい。

夕方になって山雀が巣に帰って、それから少しして芝さんがやってきて、チョチョイッといちじくの生ハム巻きをつくってくれた。
それが良いおつまみになって響がより一層旨くなった。
コーヒーがウイスキーに変わって、島根から持参の地酒が加わった頃におつまみの家庭料理を持って西本さんが来た。
それから焼酎も出て、打ち止めがビールだった。
贅沢な彫刻搬入旅行になった。
たまに、こういうことがあるから、行雲流水がやめられない・・・

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