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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

地蔵盆 

2018/09/23
Sun. 23:52

本堂の正面階段へ仮置きしている永代供養の墓碑前に豪華な生花があふれるように活けてあった。
秋の彼岸入りは過ぎているし、それでもと思って岡山から帰った朝、丈夫な青葉を境内の端から切り取ってお供えしておいたのだが、そのひと枝が邪魔に思えるほど見事に華やいで、萬善寺の薄汚れた本堂が色めいている。

毎年、9月の24日を地蔵盆の法要に決めていて、今年もそのお知らせを発送しておいた。
いつもは、少し余裕にあるときに町内へ点在する40軒程のお檀家さんと保賀の各家をぐるりと回ってプリントしたお知らせを1枚ほどポストに投げ込んでおくのだが、それだけでも全部回るのに3時間近くはかかるし、今年はその時間の余裕が無くて、結局徳島へ行く前に夜なべで封筒詰めをして郵送しておいた。
お彼岸の方は、春彼岸で供養法要をするから、特にお檀家さんへお参りにお知らせをすることはない。飯南高原では秋の農繁期でアチコチがあわただしい最中だ。そういう地域事情もあって、地蔵盆の法要は夜になってからスタートする。お経が終わってからお地蔵さんの御真言をとなえながらお参りのみんなで大きな数珠を時計回りに回す。最後にお茶会をしてお供えしておいた御札を配る。

「忙しいとは思うけど、また今年もお茶会の茶口よろしくね♡!」
ワイフは、秋の展覧会に向けて彫刻制作に忙しくしている。
その制作の手間を少しばかり借りて地蔵供養の茶口をつくってもらうことになるから、できるだけ彼女の負担にならないようにさり気なく気遣いながら食材の材料代込みの薄謝手当を手渡しながらお願いしている。
「去年は何だったっけ??」
そう聞かれても、1年前の茶口の内容まではメモで残していないし「ポテトサラダとりんごのケーキはあったと思うなぁ?」・・・よく覚えていないまま記憶を手繰ってそのくらいに応えておいた。あとは、彼女の都合でなんとかしてくれるだろう。

今度の法要で本堂の荘厳をすることはないが、それでもザッと掃除してお供え物を整えて経木塔婆へ奉請を書いた。
「紙へ書くより筆が早くダメになってしまうんだよなぁ〜・・御札だし紙の印刷にしようかなぁ〜・・・」
「印刷って有難味がないじゃない。塔婆書きなんて2時間の映画一本観るの我慢したらできるんじゃないの?お供え頂いてるんだから、筆の1本くらいケチらないでそのくらいしなさいよ・・」
ワイフへ塔婆書きの愚痴をいったら、ボクのケチ臭い言い訳に軽くダメ出しが返ってきた。毎年のお参りも10人くらいだし、事付けも含めて15枚も書けば足りる。
寺の昼食はオヤジのひとり飯で、久しぶりに塩ラーメンをつくって食べた。
それから食器類を準備して、ワイフのつくってくれる茶口を受け取りに夕方になって石見銀山へ帰った。

2018地蔵法要ご案内 (1)
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