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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

お地蔵さんの数珠繰り 

2018/09/24
Mon. 23:13

ワイフが、ポテトサラダとりんごのケーキと、「今年の新芋でつくった芋けんぴもあるからね」と、あといくつかのお茶のおもともを持たせてくれた。

地蔵供養の法要は夜になってからだが、「夜になってから出かけるのはチョットたいへんなものだから・・・」という人もあって、そういう人のお参りは自分の都合で出かけやすいときに萬善寺の参道をヨイショと登ってこられるから、住職が留守にするのも失礼なことだし、法要の準備は1日かかるわけでもないのだが、ひとまず早朝から庫裏玄関の鍵を開けて急なお参りに対応できるようにはしておく。

ワイフの心づくしの手料理などを適当な鉢に移し替えて、いつでもお茶席へ出せるようにしておいたら、あとは何もすることが無くなった。
そろそろ9月も終わりだし、衣替えの時期が近いから、洗濯のできる大衣を洗っておくことにした。物干しの関係で一回に2着しか洗えないから、衣替えの洗濯だけでも1週間位かかってしまう。隣町のお寺はこの時期に法衣屋さんへ預けてクリーニングと縫い物の補修をしてもらうのだそうだ。ケチくさいことだが、萬善寺の財政ではとてもそれだけのことが出来ないので、とにかく自分でできることは自力で乗り切るようにしている。
縫い物もするが、針に糸を通すことが出来ないから今年になってハズキルーペを買った。結構高かったが、大衣のクリーニングよりは経済的なのでずいぶん重宝している。

お昼前に近所のおばあさんがお供えを持って来られたので、お地蔵さんの御札を渡しておいた。それから夕方にかけて3人のお参りがあった。
あまり良い天気とはいえないものの、かろうじて雨降りは回避できそうだと思っていたら小雨が落ちてき始めて、参道の舗装が濡れ始めた。
その参道は側溝が無いから、雨が降るとそのまま雨水が集まって川のようになってしまう。お参りのみなさんが慣れない夜道で滑って転ばれても困るし、それが気になってチョット不安になりつつお茶会のテーブルを整えていたら、最初のお参りがあった。
それから少しずつお参りが増えて、予定の時間少し前にいつものメンバーがおおよそ集まった。
先祖供養の塔婆を書いてくれと申し出があって、急きょ塔婆回向もすることになった。恒例の行事なら次第進行が乱れて迷惑になるから個人交渉は断ることにしているが、お地蔵さんの日はお参りも少ないし、塔婆回向で時間のロスも無いから引き受けることにした。

数珠繰りが終わって、説法にもならないお話を少しほどしてお茶会に入った。
昔の人は、仏様を名指しで信仰の対象にすることが多かった。「私はいつもアソコの三叉路の角にある観音様のお堂を拝んどるんよぉ〜」と、誰かが言い始めると「私は○○のお地蔵さんへはよくお参りしとるけぇ〜」とか「最近体調が悪くなってきたけぇ〜△□薬師さんへ参ることにしたんよ!」などと、仏さんや信心参りの情報交換が始まったりした。
少し前までは、萬善寺の豊川稲荷さんにも朝夕お参りがあったりしたものだ。
今回の地蔵供養のお茶会は病気と病院の情報交換で話題が盛り上がっていた。お参りのみなさんも、1年毎に確実に1歳ずつ歳を重ねていらっしゃる。

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