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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

現代彫刻小品展とみ山会場 

2018/11/03
Sat. 23:11

作業のバックミュージックを何にしようか決めかねて、迷い始めた。
過去の記憶を手繰ってトム・スコットとかウイントン・マルサリスとかをしばらく聴いていたがそれも少々飽きてきた。

彫刻の展示や後片付けから梱包はだいたい一人でコツコツとゆっくり時間を掛けることが多い。
たまには運良く助っ人がたくさん集まることもあるが、なにせ壊れ物を扱うデリケートな作業だから一人のほうがマイペースに落ち着ける。そういう時に欠かせないのがバックミュージックだ。
おおよその作業時間を割り出して、その間エンドレスに垂れ流しに出来るだけのマイアルバムのようなものを即席に作っておけば、そのアルバムが一巡すると「だいたい1時間だ!」とか、「あぁ〜〜、もう3時間過ぎたかぁ〜〜・・」とか、おおよそのことがわかって都合が良い。予測した時間より早く終われば嬉しいし、遅れると休憩を挟んだりして気持ちを切り替える。
それで、富山でのイベントは、小品彫刻の展示にだいたい4時間ほどを予定してそのくらいで一巡するアルバムを用意しようと決めた。寝る前にMacMusicからめぼしいものを拾い出していたら、アッという間に時間が過ぎて朝には少々寝不足気味になっていたりする。
今回は、ひとまず、ジャズ系からキース・ジャレットを選んだ。
彼は、昔から好きなミュージシャンでじっくり集中して聞くのもいいが耳のお供程度に聞き流すことも出来て都合が良い。特に気に入っているのは、楽曲の振り幅が広いところだ。クラシックもながら視聴しているとそれなりに良いところもあるが、たとえばモーツァルトとかを指定してマイアルバムをつくり始めたら、演奏を誰にしようかとかどのアルバムにしようかとかそういう初期段階で迷い始めてキリが無くなるし途中で面倒になって適当に時間だけを調整したような中途半端な状態で出来上がったものを延々と数時間垂れ流して聴き続けていると、そのうち飽きてきて作業の集中力が無くなってしまう。その点キース・ジャレットは、とても都合よく精査されたアルバムになっているからその時の気分で仕分けがしやすくて助かる。それで今回は、クラシックを所々にちりばめたスタンダード中心のマイアルバムをつくっておいた。それをiPhoneからブルトゥースでスピーカーへ飛ばして聞き流しながら小品彫刻の展示をした。
隣の部屋では内村さんが陶芸作品の展示をしていたが、彼はだいたい2時間ほどで終わってしまった。
「こっちは、もう少し時間がかかるので三瓶の温泉にでも行って時間を潰しておいてもらえませんか?夕方に石見銀山で合流ということで・・・」
それじゃぁ〜・・となって、お昼前に別れた後、小品彫刻の展示を続けてキース・ジャレットが一巡する間際にキャプションの配置が終わった。

展示の様子はいつもとあまり変わらないように感じるが、具象彫刻が年々増えている気もした。六本木の展覧会でも似たように感じていたところだった。日本の美術界の流行は全体として具象化傾向にあるのかも知れない。

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