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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

重たい雪 

2018/12/29
Sat. 14:42

夜半から降り始めた雪が朝になっても絶え間なく降り続いている。
まだ雪の降る前に境内に乗り入れた銀くんを朝のうちにお地蔵さんのところまでおろしておいた。

寺の作務もキリがないほど沢山あって、それらを自分一人でこなしているとアッという間に1日が過ぎる。
過去帳から来年の年回法事を繰り出していたら、ガス屋さんがプロパンガスの補充にやってきた。萬善寺は雪が本格的になると境内へ軽トラを上げることが難しくなるから、その前にひと冬分のボンベを追加しておく。雪がどんどん降り積もる中、参道に残った銀くんのタイヤの轍を頼って辛うじて登りきってくれた。
過去帳の繰り出しが一区切り着いたところで、参道の道開けに出かけた。
今度の寒波はまだ気温が高い方で、雪がやたらに重たい。こういう雪質だと1回の参道の往復で1日分の体力をほぼ全て使い切ってしまう。道開けを終わって庫裏玄関へ帰った頃は腰が痛くて長靴を脱ぐことが出来ないほどだった。少し落ち着くまで雪の中をうろついて、スズメの餌場に古古米を補充したりした。その間にも本堂の大屋根から雪吊りが続いている。

吉田家に幾つか大事な忘れ物をしていて、思い出すたびにワイフへ電話していたらそのうち少しずつ機嫌が悪くなってきた。彼女の方も年末のアレコレで忙しくしているわけだから当たり前のことだとは思うが、日頃は通勤坊主で二重生活をしているからそれも仕方がないことだと思う。毎年この時期同じことを同じように繰り返しているはずなのにどうしても忘れ物が減らない。これから先こういう大事なことを忘れることが増えることはあっても減ることはないだろうから、今のうちに年末年始の年越し作務を記録しておく必要を感じる。
1日が終わって次の1日が始まるだけのことなのに、1年の終わりと始まりのことになるととたんに何もかもが更新されて気ぜわしくなる。
毎年の1年を振り返ると、1日として同じ出来事の1日を繰り返すことがないのに、年越しの1日だけは同じように巡ってくるから、結局何もかもをその1日にあわせて都合をつけている。自分としてはどうも釈然としないもどかしさもあるが、だから自分の自由に振る舞うこともはばかられる。坊主という商売柄で余計に窮屈な決まりごとで縛られているところもあってどうなるものでもない。

外は休み無く雪が降り続いている。重たい雪だし、1日で2回は道を開けておかないと次の日の道開けが辛くなる。
本格的な冬がはじまった。
石見銀山の田んぼ彫刻は降り積もった雪でどんな具合に変化しているのだろう?
そのことも気になるし、今度の雪が残っている年内に一度は記録にとっておきたい。正月の御札を手摺りしなければいけない。町外のお檀家さん宛てへ年始の発送準備もある。元号が変わることでもあるし、年賀状は別の手段へ切り替えようと考えている。
あと3日もないのに、全部できるのだろうか??

カレンダー2
IMG_3650.jpg

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