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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

単身赴任坊主の年末 

2018/12/30
Sun. 23:29

こうみえても、ボクは小心者の心配性なものだから、ひと晩の雪のことが気になって朝もまだ暗いうちから目が覚めてしまう・・・
それで、今朝もオシッコのついでに庫裏の南側の縁側で雪の具合を確かめると、昨日夕方近くに参道を往復しておいたのに、それが辛うじて確認できるくらいまでたっぷりと降り積もっていた。

決して雪が嫌いではない。むしろ冬になると雪の降るのを心の何処かで待ちわびているようなところがある。
今年のシーズンは、年末ギリギリまで全く雪の降る気配がなく「このままだと、雪のない正月になるのかも知れない・・」などと、少々がっかりしていたところだ。
それが、28日から一気に強力寒気団が南下して飯南高原はもちろん、石見銀山の方でも雪が降り始めた。
石見銀山は申し訳程度に白くなったくらいで、すぐに消えたそうだが、さすがに飯南高原はそこまで甘くない。それから今日まで連日絶え間なく降り続けている。

夜が明けて少し明るくなってから外に出ると、空全体が暗いグレーに染まっていた。
萬善寺の上空は雪が切れているが、近所の何処かでは集中して雪が降っている感じだ。
お地蔵さんの脇へ路上駐車してある銀くんへシキビと梅と松が積んであるから、それを運び上げるついでに参道の道を開けた。
雪が重たくてかなりの重労働になる。
銀くんもひと晩のうちに全身雪に埋まっていた。

本堂から庫裏の各所へ松竹梅のお供えをして、最後にお地蔵さんまで参道を下りて鏡餅といっしょにお供えをしてご真言をお唱えした頃は、もうお昼になっていた。
朝は厚い雲で覆われていた南の空が若干明るくなって、時折弱々しい日差しも感じる。とりあえず強力寒波が収束に向かっているのかもしれない。少し寒さが和らぐと重たい雪が水っぽくなってますます重くなる。このまま雪が止めば除雪をしないでも勝手に消えてくれるからそれを期待したい。
たった3日間の除雪労働ですでに膝がガクガクしてくるぶしの古傷がうずきはじめ、腰の骨がコキコキと乾いた音をたてている。
まだまだ寺の年末の用事は山積みだが、正月早々寝込むわけにもいかないし、大事を取って少し早めに風呂へ入って身体をほぐしておくことにした。気づくと頭もヒゲも伸び放題でむさ苦しくて貧相なオヤジ顔になっていた。充電が弱ったバリカンが伸びた髪の毛に負けてしまう。裸のままいつもの倍くらい時間をかけて床屋をしていたら、風呂で身体を暖めるどころか完全に冷え切ってしまった。
湯気で曇った鏡の下を飛び跳ねる気力も失せたベンジョコオロギが弱々しく歩いて横切った。風呂の何処かで越冬をするつもりだったのかもしれないが、考えが甘い・・・

夕食でオヤジのひとり飯は、冷凍庫をあさってタコの頭を解凍しておいたものにシメジを添えてアヒージョにした。

IMG_3647.jpg

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