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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

石見銀山彫刻小品展終了! 

2019/01/29
Tue. 23:55

約2ヶ月間続いた小品彫刻展が終了する。
2〜3日前から撤収搬出の準備をしながら過ごして、最終日会期終了後、それらを会場へ搬入した。
梱包材の補充や、ドライバドリルの充電や、発送伝票の記入など、それなりに細々としたことがあって、1日過ぎるのが早い。
今年は、幸い雪がないから準備が楽で助かった。

島根県は特に雪国というわけでもないが、普通に雪も積もるし冬型の気圧配置が避けられない地域だから、そういうところで冬のシーズンに展覧会を開催するということはそれなりのリスクを伴う。そういうこともあって今まで小品彫刻展を冬に開催することを避けて過ぎていたが、この度は石見銀山の衣料雑貨店が全面的にバックアップをしてくれるということでもあるし、開催するしないは、自分一人で決めてしまえば済むことなので一度は展覧会を「試してみてもいいかな?」と気持ちが動いた。
全国の作家から約半年間預かっている彫刻の管理が遺漏なくできていれば、あとは実動の殆どを自己責任で済ませることだけに集中する。
ショップ2階の一角を改修して造られた彫刻展示スペースはそれほど広くはないが、それでも照明や空調の施設は整備できているし、過去10年間の開催場所を振り返ると、いちばん画廊ギャラリーとして常識的に機能しているといっていい。
昨年11月に会場の設営をした時にも感じたことだが、展示した彫刻にどこかしら「品」のような雰囲気が醸し出されて心地よい空間になった。
期間中は、出品作家をはじめ、展覧会の関係者や友人知人の来場の他に、ショップや喫茶のお客様も含めたくさんの方に彫刻を見ていただくことが出来た。
石見銀山の地域全体が冬のこの時期には入り込みの観光客が激減する。単純に集客のことだけを考えるとリスクの大きいシーズンであるわけだが、工夫すると、それでも彫刻の展覧会が行われるという情報が流れることで彫刻目当ての入り込みが若干は稼げるということでもあるわけで、何もしないで会場を「遊ばせておくよりはマシ!」というふうに考えることもできる。
過去には、4〜5年の周期でこの時期に同じ会場で「吉田正純鉄の彫刻展」を開催してきたが、やはり、吉田が自分の個展だけでは集客に限界があると感じていた。ショップの関係者を頼ってたくさんの協力をいただきながら出来上がっている個展であるから、求心力の欠けた作家の力量の無さをどこかしら申し訳なく感じていた。
ちょうど個展開催の周期がまた巡ってきたし、これからあと何回自分の彫刻展ができるか先が読めない年齢にもなったし、吉田とその周辺の色々な事情の中で小品彫刻展の企画を個展へ合体させてみても良いかも知れないと思いついてショップの代表へ提案をした。
初の試みだったので、成果の反応はこれから少しずつ収集するしか無いことだが、自分としては、今回の小品彫刻展開催が出品協力を頂いた作家諸氏にとってプラスであれマイナスであれゼロでなかったことだけは確かなことだと考えている。
次回があるとすれば、会場スペースの限界もあるし、展示される彫刻の点数に工夫が必要であるような気もする。これから、機会を作ってオーナーの考えを聞き取りながら企画の精選を前向きに考えてみよう・・・
天候次第だが、1月中には作品撤収や梱包発送会場復元などを済ませようと思っている。

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