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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

仏様のいろいろ 

2019/06/24
Mon. 18:41

早いもので隣町にある同宗寺院のご住職が遷化されて三回忌が巡ってきた。
宗門では三回忌のことを「大祥忌」という。坊主の間では普通に日常会話でその意味が通じているが、一般の檀信徒のみなさんにとっては聞き慣れない言葉だから、追善法要のときは一般に対して「大祥三回忌」などと丁寧にお話ししているが、さて、そのようにしてもお参りの檀信徒の皆様方にどれほど理解できているか・・・私個人としては微妙なふうに思える。

現職の住職が亡くなったのだから、年回の法要も内輪で簡単に済ますわけにもいかない窮屈なところもあって、法要を円滑に進めるために最低でも10人チョットの方丈様方が配役参集される。
私も、万善寺住職として随喜することになるが、数年前に腰から下の膝やくるぶしの関節が曲がらなくなってまともに正座や三拝もできないし、身体の不具合が法要の邪魔になることばかりになったから、それでもなんとか一役こなせる程度のコトをさせてもらって許してもらっている。それで現住職のお考えもあって、そのお寺でこの度のような規模の法要がある時はだいたい司会を務めることになっている。
坊主の間で通用する仏教用語でも、一般にはわかりにくいこともあるし、そもそも、法要の中で誰が何をしているのか、どんなお経を読むのか、方丈様方の色々な動作にどういう意味があるのか、参列の皆さんはどのように立ち居振る舞わなければいけないのか、よくわからないことがたくさんあるから、法要の流れに沿ってそれらをわかりやすく解説していくというのが、司会の主な役割になる。ドタバタと動く必要もないし、本堂の片隅のじゃまにならないところで静かに気配を消して喋っていればなんとか一役務まるから、万善寺方丈にはソコソコ適役であるとは思う・・・が、そもそも大勢を相手に一人で喋り続けるということに慣れないから結局ソレも適役とはいい難いところでもあって、ようするに、現ご住職には失礼なことだが、何かもっともらしい口実を付けてどこかの方丈様へ香資を託して「トンズラしたい!」というのが本心だ。

時期的には梅雨に入って雨が降ってもおかしくないが、朝から良い天気でそのわりに暑いわけでもなく、過ごしやすい一日になった。
お寺へ着くと既にお檀家の役員方が参集され、おおよそ準備が整っていた。
前夜に大急ぎでまとめたプリントを渡して、法要開始までの手持ち無沙汰な時間の場繋ぎにしてもらった。こういう機会に少しほど本気になって仏教の常識を再確認してもらうことも大事だし、何よりこれから暫くの間は万善寺の法事で説教代わりの小ネタに使えるから自分にとっても都合がいい。
退院したときに自分への良く頑張ったご褒美で買ったiPad mini5が便利に活躍した。
今までアナログ原稿から始めていたコトが、iPad mini5とApple Pencilだけで特に専用のアプリが必要でもなく簡単にできるようになった。とても2〜3時間でできることでもなかったものが、手間数としては3〜4工程は省くことができて、ナッツを口とりに冷酒をチビチビやりながら原稿を書いて、午前0時過ぎにはプリントまで終わった。
それでも、首から方にかけて負担が大きかったのだろう、寝てるときから右手がひどく痺れて、それから法要の最中も我慢が難しいほど疼いた。

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浄土寺大祥忌法要配布 (1)

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