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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

令和になって・・ 

2019/06/28
Fri. 15:49

令和元号になって初の台風が発生したとか接近するとか、朝の情報番組で言っていたような気もするが、あまり本気で聞かないまま吉田家を出発して銀山街道へ入ると、万善寺へ着くまで比較的激しい雨が降り続いた。
たぶん「台風の雨かもしれない」となんとなく思ったが、激しい風が吹くわけでもなく普通に梅雨らしいふうな様子だった。
寺の庫裏玄関へ入ると土間のたたきにビッシリと露が張り付いて、飽和状態に近い湿気がいっきに絡みついてきた。
屋内はひんやりとして特に蒸し暑いわけでもなくそれほど不快でも無いが、なんとなく肌が湿っぽいのですぐに首の装具を外した。
気圧の関係なのだろうか、右半身がだるくて指先までシビレがひどい。

本堂をひとまわりして、昨日に届いていた5尺塔婆を倉庫から運んだ。
自分が住職になってからは国内産のヒノキで製材した塔婆を奈良県の業者へ頼んでいたが、年々値段が上がってつい先ごろ調べた価格は初めて注文した頃の2倍を超えるまでになっていた。山寺の零細寺院ではとてもそれほどの投資は出来ないので止むを得ず他の業者を探すことにしたのが1週間ほど前のこと。
結局お檀家さんには悪いが背に腹は代えられないと、洋材を寄せ集めて板目に製材したB品を探し出して、それで手を打って発注を掛けた。梱包を解いて中身を確認すると、板目の塔婆にはそれこそ台風の目のような節が所々にあって、ヒノキ材とかなり差がついてしまった。これからは、塔婆用に年末まで500円貯金を工夫するしかなさそうだ。

急に風が出てきて縁側のガラス窓がうるさくなってきた。
境内の整備作業はとても無理そうなのでワイフから頼まれていたポスターの原稿を作ることにした。文字打ち程度のことだが、自分の思うようにいかないことばかりだからどうもヤル気になれない。
ワイフは、昔からデザイン仕事に慣れないところがあって、いまだに昔ながらの手描き切り貼りのアナログ原稿で業者さんとのやりとりをしている。
デザイン専用アプリが常識になっている最近は、かえって手造り感が濃厚に漂うデザインも新鮮に思えて自分としては「ソレはソレでアリかな・・」とも思う。時間と予算が充実すればできることだろうが、今の常識的印刷事情ではなかなかデザイナーの意思を汲み取った印刷物になるまでのことも難しいことだ。

塔婆もそうだし、印刷もそうだし、結局は「何をするにも金次第・・」ということなのだろうか?
そういえば、身体が不調の進行へシンクロするように、電動やエンジンの工具や道具が少しずつ増えている。
自分で気づかないまま自分の身体の不具合を機械でまかなおうという気になっているのかもしれない。
剪定用の電動ジグソーや、電動ノコ、エンジン草払い機にエンジンブロワー、充電式芝刈り機などなど・・・さて、自分の体力がどれだけお金で買えているのだろう??

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