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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

ついていけない・・ 

2019/06/30
Sun. 23:22

梅雨らしい雨が降り続くようになってから、周囲の草木が勢いづいて日に日に緑のボリュームが増していく。
1日に1時間程度の草刈りではとても成長のスピードに追いつかない。

「ねぇ〜、出かける前に少しはビワ収穫しておいてよ」

吉田家の裏庭にあるビワが鈴なりになって色づいている。
今年はビワの生り年のようで、銀山街道のアチコチでも黄色く色づいたビワの木を見かけるが、収穫されている様子が見えない。
まだ本格的に梅雨の雨が降り始める前、吉田家の大屋根から隣の家の屋根にかけて猿の通り道になったことがある。猿たちは石見銀山の谷のアチコチにある家庭菜園の野菜などを食べ尽くしながら移動する。色づいて食べごろになったビワも、彼らの絶好の餌になる可能性が無いわけでもない。ワイフは、それが心配だという。
昨年の秋は、寺の柿が大量に実をつけた。その時は、行政が熊の出没被害の元になるから柿の実を収穫するか、柿の木を切り倒してくれと防災放送で住民に呼びかけていた。
猿と熊では危険度がかなり違うから比べにくいことだが、いずれにしても最近は山の生き物の行動範囲が人間の生活圏を脅かす状態になっていることは間違いなさそうだ。
ビワは2日かけてだいたいを収穫した。
ワイフがソレを選別しながら吉田家の子供達へ送ったり、近所の子沢山のお宅へ持っていったりして、ほとんど無駄にしないでさばくことが出来た。

夕方になって寺から帰ると、だいたいクロが鳴きながら出迎えてくれる。
クロはそれから次の朝までは私やワイフの近くでウロウロしているが、我々が出かけて留守になると、1日の殆どを窓際でゴロゴロしながら過ごしているようだ。猿のこともあるし、裏庭の様子が気になっているのかもしれない。
猫の気持ちはよくわからないが、なんとなく窓際のクロが退屈しているように思えて、少し前から裏庭の適当な場所へ鳥の餌台を用意して餌付けをはじめた。
スズメくらいはすぐに集まってくるだろうと思っていたら、山鳩やカラスなど雑食の野鳥が集まって餌の取り合いが始まった。
鳥たちはよく餌台を見つけたものだと感心する。
人間が気づいていないだけで、彼らは空の何処かから我々の行動をシッカリと観察しているのだろう。それぞれの力関係で安全の距離を測りながら上手くやりくりをしている。
雨のやみ間に餌を補充しておいたら、気がつくとカタツムリが餌の上を這っていた。まさか、カタツムリまで鳥の餌を食べに来たわけでも無いだろうが、窓際のクロはその様子をクールに観察しているふうに見えた。
餌台のすぐ向こうでは葛の葉が目立ってきた。
今のうちに蔓を切っておかないと、しつこく庭木に絡みついて厄介なことになる。
7月になったら吉田家裏庭の整備を始めようと計画はしているが、まだ寺の草刈りも一区切りついていないし、容赦なく迫ってくる自然を相手に、それもだんだんと怪しくなってきた・・・

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