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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

インデアン・ランナー 

2019/07/08
Mon. 23:35

銀山街道沿いは、しばらく前に栗の花が散った頃から家々の庭先や田の畦で紫陽花が満開に咲きはじめた。

通勤坊主で片道約40kmを往復していると、右半身のシビレがかなりこたえる。何をしても全快できるわけでもないということがわかっているから、いよいよ我慢ができなくなるまではダマシダマシ過ごしていこうと思っているが、それもまだ慣れなくて少々つらい。

まだ入院して手術を受ける前に「これから先、映画館で2時間ほどジッと座っていられることが難しくなるかもしれないから」と、ワイフを誘って出雲の映画館へ行った。ちょうどタイミングよく「グリーンブック」が始まるところだったのでソレを観ることにした。
白人と黒人の珍道中のシンプルな造りの映画だが、実在の人物がストーリーの元になっているそうだ。
白人の役者はヴィゴ・モーテンセンで、世間的にはロード・オブ・ザ・リングで名実ともに有名になったのだろうが、私が彼をチラリと見たのは「刑事ジョン・ブック目撃者」のアーミッシュの青年役だった。今から30年くらい前のことだったと思う。
あの頃は、ビデオデッキが大ヒットして、各家庭にまんべんなく復旧し、レンタルビデオ屋さんが一気に増えた。元々小さい頃から映画好きだったから、島根の映画館のない小さな田舎町でも自分の家で何時でも自由に映画を観ることができるようになったのは、自分の人生で一二を争うほどの幸せなことだった。
刑事ジョン・ブック目撃者も、吉田家のナンチャッテホームシアターで何度も観た。
慎ましく暮らすアーミッシュたちのコミュニティーで生まれ育った青年たちの狂気をはらむストレートで純粋な正義感の危うさが気になってアーミッシュに惹きつけられた。
それから先、幾つかの映画でちょい役だったり悪役だったりのヴィゴ・モーテンセンを見かけることはあったものの、私の乏しい映画情報の網に引っかかることはほとんど無くて、実は彼の名前を初めて知ったのもロード・オブ・ザ・リングだった。
ロード・オブ・ザ・リングで観た時は、影の薄いアーミッシュ青年とずいぶん印象が違ってたくましくなって、なんとなく自分がイメージしていた印象とは違いすぎていていた。
グリーンブックでは、そのヴィゴ・モーテンセンが、デブおやじになって登場した。
なかなかの変貌ぶりでビックリしたが、流石の役者根性だ。

このところ毎晩のように右手のシビレが酷くて眠れないものだから、ついつい夜更かしをして趣味の映画情報をたぐっていたら、ショーン・ペンのアレコレに惹かれていった。それで、彼の映画データをつついていたら、ナント!あのヴィゴ・モーテンセンさんにぶつかった。そういえば、これも随分前「ショーン・ペン初監督作品!」のキャッチコピーに釣られて、レンタルで観た暗い映画があったことをかすかに思い出した。確かベトナム戦争で心を病んでしまった弟と、小さな町の保安官の兄との物語だったような・・・とにかく、映画監督ショーン・ペンがはじめて造った映画としてはそれなりに良く出来ていたと思うが、テーマが重たいからあの頃は2回観る気になれなかった。それでもヴィゴ・モーテンセンは強く印象に残っている。
その映画は「インデアン・ランナー」と云います。もう一度観てみようかなぁ〜・・・

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