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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

伽羅蕗 

2020/05/17
Sun. 14:33

週末になると雨がふるというので、それまでに裏庭の草刈りを終わらせてしまおうと、2日ほど通勤坊主を休んだ。
このところ毎週のように週末になると雨になる。こういう状態が暫く続くと本格的な梅雨がきて草木の若芽の成長が一気に勢いをましてグングン大きく長く伸びる。

桜が散るころに梅の実が出来て少しずつ膨らみながらひと風ごとに弱い実を振り落として自力淘汰を続け、梅雨にはいる頃になると成長の早い実から熟して色づき始める。
頃合いを見計らって2〜3日続けて枝をゆすりながら落ちた実を収穫して、若い実は酒や酢に漬け込む。熟しが進んだ実はそのままガリッと食べると美味いし、煮込んでジャムにしたり日干しして梅干しにしたりする。
連休になる頃から筍が本格的にアチコチで伸び始める。1日も見逃してしまうとアッという間に長く伸びて、食べて消費する量が増える。雨が降ったりするともっと成長が勢いついて収集つかなくなる。5月中旬までの2週間ほどは伸びる筍との戦いが続く。
先週あたりから一雨ごとに蕗の葉が大きくなり始めたので、草刈りのついでに裏庭の蕗の収穫もした。蕗は地下茎で繋がって広がる。刈り取るばかりだと広がり続けて始末に負えなくなるから適当なところで抜き取ってしまったほうが良い。2日に分けて収穫したら結構な量になったので早速ワイフが伽羅蕗をつくってくれた。酒のあてにもなるしこれだけでご飯が何杯も進む。
戦後の貧しい時代を経験している母親は、筍・蕗・蕨・山椒などなんでも収穫した旬のものを塩漬けにしたり冷凍したりして保存食に変えていたから、なにかの時になにかの煮物になって食卓へのっていたが、さすがに今はそこまでして1年中食べ続けようとは思わないし、旬の加工へかける手間も時間も暇もない。

裏庭の草刈りは春になって2回目になる。
梅雨へ入るまでにこうして2回ほど下草を刈っておくと、夏草の草刈りが随分楽になる。
1回目の草刈り目安はピーピー豆の伸び具合で決める。
2回目は菜の花や水仙の花が終わる頃合いで決める。
土地それぞれ人それぞれで色々と草刈りの目安が変わるだろうが、私の場合はおおよそそのあたりの様子を見当にしている。
吉田家の裏庭は銀山川まで細長く続いていて、古民家の改修工事が終わって引っ越したすぐの頃は、土地のほぼ真ん中へかなり弱った桃の枯木があるだけであとは全体が一面野菜の畑になっていた。その桃も畑に日陰ができて野菜が上手く育たないからと徹底的に枝が刈り込まれていてそのまま枯れるのを待つだけの状態だったのを、ワイフが可愛そうだというのでなんとか新芽を生かして比較的勢いの良さそうな枝を残しながら剪定を繰り返しているあいだにそのうち小さな実をつけるまで持ち直したが、その実が食べられるところまでには上手に育てられないままだ。
ワイフは生まれも育ちも江戸っ子で、子供の頃から土の地面をいじることがなかったから野菜や花を育てたりすることに慣れなくて枯らしてばかりで、そのうち気持ちが果木の方へ移った。桃の木が生きかえったあたりから本気になって色々な果木を裏庭のあちこちへ植え始めたが草刈りまではしない。
茱萸・枇杷・李・蜜柑・檸檬・・・何もしないと裏庭がすぐジャングルになる・・・

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