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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

周期的に晴れと雨が繰り返されて、ひと雨降るごとに暑くなっていく。
万善寺はやっと孟宗の筍が落ち着いて真竹に変わりつつある。
6月に入っていつ青梅を収穫しようか悩みながら毎朝梅の枯木を見上げている。

石見銀山の吉田家では、2~3日連続で朝早くから大屋根を猿の群れが移動して目が覚めた。裏庭へ出てみると銀山川脇にある夏みかんを食べ散らかして皮が散乱していた。
飯南高原では、1日に何回と無くクマの目撃情報が防災放送で流れる。寺の裏山はクマの通り道になっているから外仕事も気をつけなければいけない。
万善寺では、野良猫が消えて半月の間にネズミが出没をし始め、スズメの群れが境内へ戻り、山鳩が寺の裏山から蔵の屋根裏へ移動してきて1日中ホーホーと鳴いて耳につく。保賀の谷で暮らすつがいのカラスは野良猫がいようがいまいが関係なしに寺の上空を飛び回っている。そうそう・・ナント!先日は田植えが終わったばかりの水田で二羽のカモメを見た。島根半島にはうみねこの生息地もあるが、あれは間違いなくカモメだった。中国山地の県境まで北の日本海か南の瀬戸内海かどっちからやってきたのだろう?
巨大台風並みに発達したコロナウイルスの大渦巻にすっぽりと包み込まれてしまった日本列島は、日常的に続く人々の自粛生活と反対にこれから夏に向かって益々自然の動植物の活動が活性していきそうだ。

3月にあった彫刻のグループ展は、5日目も受付で銀座へ出かけた。
まだコロナ対策の政治判断が模索中であったから、人々の不安は高まる一方で、飲食業を中心に営業自粛や休業が日に日に増えていった。
SNSで展覧会情報を送付しておいた友人知人から少しずつ返信が届いている。
早くに「○○日に仕事終わったら会場へ行きますね。時間がおおよそハッキリしたらまた連絡します!」と返信のあったKさんから、「会社が自宅待機に変わったので、残念ですが・・・」この度は家でおとなしくしているとSNSの着信があった。懸命な判断だと思うし「お気遣いなく!気にしないでください」と返しておいた。
会期中は部屋代替わりの夕食をおごりながらキーポン宅でお世話になっている。
彼女は保育士をしているから、不要不急の自粛要請であっても在宅勤務になることもなくて、今のところシフトの変更もなく「早番だ」とか「遅番だ」とか言いながら毎日変わりなく出勤を続けている。
私の方は会場のオープンが11時だから、あまり早くから出かけてもしょぉ〜がないし、できるだけ三密は避けたほうがいいしするので、電車の空いた時間帯を工夫して最寄り駅から銀座まで移動している。
最寄り駅までの途中、歩行者専用の路地が何本かあって、道の両側に居酒屋などの小さな店が隣り合って長屋のように続く飲食店街がある。その一角に荼枳尼天さまをお祭りされた小さな祠がある。赤い鳥居が結界になっていて阿吽のお狐様のむこうのお堂にはしめ縄に半鐘ほどの大きさの鐘がぶら下がってお賽銭箱と昔ながらの神仏習合が残っている。
荼枳尼天さまは五穀豊穣商売繁盛のご利益が強力なので、このたびのコロナウイルス大渦巻終息身体安全祈願からは少しずれるかもしれないが、巡り巡った先で商売繁盛と縁がないわけでもないし、鳥居の前では一歩の足を止めてしばし手を合わせている。

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2020-07