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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

とみやまのお話しその2 

2010/12/16
Thu. 10:02

もう1ヶ月も前からお話しをいただいていた富山へ行ってきました。
その日はひさびさに雪も降り始めたりするあいにくの悪天候で、最近バッテリーの老化で時計が遅れはじめた私のポンコツ君を気遣いながらの往復になりました。

用事の内容は、小学校統廃合の問題。
私の末娘のキーポンが通っていた大森小学校も3年ほど前に遭遇した行政指導のビッグウエーブに富山の住民の方々も遭遇していらっしゃるようで、この1年、事あるごとに色々な集会を重ねていらっしゃいます。

大森小学校の場合は、保護者の勉強会を重ねつつ、地域の代表も集まって色々話し合った結果が「単独存続」の方向に集約された後、町民集会を開いていただいて、町民への理解協力の運動を起こし、署名活動を開始するなどして現在に至っています。

大森町は車でグルッと1周約30分、人口400人、世帯数200弱の小さな集落ですから、このような重たい内容の呼びかけにも比較的協力的な住民の皆さんも多く、特に各自治会の会長さんあたりの世話役さんのフットワークが軽いので色々な意味で助かりました。
その上、過去にも小学校統合を町民の協力で回避した経験があって、その当時の働きや動きを学習することで、比較的スムーズに組織作りが出来たように思います。

なにはともあれ、このような統合の動きは、時代の流れの中で何度もくり返されて現在に至っていることですから、結局はそこで暮らす住民の皆さんの総意を尊重するしかないことだと考えています。

万善寺のある町は数年前、行政区域の合併で2つの町が集まって新体制をつくり、行政区域が拡大した上に町長さんが1人になりました。その結果、対外的には島根県屈指の赤字財政行政区として一躍有名になり、役場の皆さんの節約業務ぶりを拝見すると哀れにさえ思えてしまうほどです。
この1年足らずの間に出された葬儀が200件、新生児がその3分の1だそうです。
学校の問題より、葬祭や火葬場の問題で頭を抱えている状態です。
高齢化による第一次産業の衰退は税収の落ち込みに繋がり、財政破綻もおこしかねない状態です。
一方で、この前墓石点眼でおじゃました広島の集合墓地の辺りでは、新興住宅の開発で小学校が新設されたそうです。
人々の移動は確実に都市部への一極集中型に変化しているような気がします。

久々に色々なことを考えさせられた数日間でした。
これから半日かけてこの度の集会の報告書を作成しようと思います。
いろいろご尽力していただいた富山のNさん、ご苦労様でした。これからも何かと気苦労が続くでしょうがクールに乗りきってください。


IMG_0425.jpg
遠くに見えるのが富山小学校
IMG_0502.jpg地域や保護者の代表の方が集まっていらっしゃいました

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