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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

大国(おおぐに) 

2010/12/23
Thu. 10:24

冬になってから「冬支度」と云っていいものかどうか・・・
今年も残すところわずかとなりました。
思い返すと結局は何かとドタバタあって、アッという間に1年が過ぎてしまったような気がします。

彫刻やクラフトの工場は石見銀山から一山越えた「大国(おおぐに)」から「冠(かむり)」方面に向かう谷の入口辺りにあります。
正面には戦国の頃の石見銀山争奪戦と銀山街道の要衝「矢滝城山」があります。
万善寺は冬らしく雪が積もっていますが、この辺りは冬でも雪の少ないところです。
そのせいでしょうか、冬には美しい連山の薄墨のグラデーションを見る機会も増えてきます。
その連山からの水を集めて日本海に注ぐ「潮川(うしおがわ)」は、「石見城山」の奇岩脇から「宮村」を通って仁万田台に農耕水を供給します。
大国から東の山に分け入ると「鬼村」。そこから北へ下ると「五十猛(いそたけ)」の「大浦海岸」などなど、古い地名が点在する神代の面影を残す里山が広がっています。

2年前から山陰道の工事がこの辺りで始まって、どんどん連山の風景が削られていきます。
暮らしが便利になる一方で、何かが失われているような気がしないでもありません。

IMG_0517.jpg

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