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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

冬支度? 

2011/04/15
Fri. 08:05

もう半年も前のことになりますが、長い間闘病生活を続けていらした檀家さんのご主人が亡くなって、お葬式から百ヶ日まで一人残された奥さんと仏事のお付き合いをしていた時に、その家の脇にある大きくて立派な欅の大木を切り倒すという話が出てきて、これは何としてでもおすそ分けを頂かないと欅がかわいそうだと思って奥さんにお願いすると、何ともあっけなく快諾を頂き、やっとこの春になって寺への往復に寄り道をしながら例のポンコツ君に少しずつ積み込んでいるところです。
まだまだあと5~6回は往復しないと全部撤去移動できそうにありませんが、それを完了できた暁には、目出度く2年分くらい先までストーブの燃料が確保できそうです。

最近は、山の木もなかなか高く売れなくて、わざわざ林道を仕立てて目指す巨木までたどり着こうなどと云う業者さんもほとんどいなくなったそうです。
その欅も、元の藁屋根の母屋を取り壊して新築した家の屋根や雨どいに落ち葉が溜まって掃除も大変だし、結局維持費もかさむということが分ってから、それじゃあいっそのこと切り倒してお金に替えた方が良いということになって伐採を思いつかれたそうです。
ところが、業者さんも切り倒してみないとその木が高値で売れるか分らないところがあるようで、倒したあとに値踏みして売れるところだけを持って行って、あとは現場で腐らせるのだそうです。

実は結局、奥さんも廃材の始末に困っていたとのこと。
一昔前などは、枝木ひとつも大事にしておくどさんやお風呂の焚付けにしたりしていたものですが、時代が便利になるといらないものや捨てるものがどんどん増えていっているような気がします。
周囲には畑と田んぼと山しかないような田舎でもそのような暮らしぶりですから、自然の循環も知らない間に少しずつ何かしら狂いが生じはじめているのかも知れません。

IMG_1918.jpg

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