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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

welcome sculpture 

2011/05/06
Fri. 07:04

もう何年も前になりますが・・・
石見銀山に本店のある衣料雑貨のお店の経営者の一人でデザイナーも務める奥さんが、町内に廃屋状態で残っていた武家屋敷を譲り受け、改修工事を重ねて立派に再建されて住めるようになった時、その玄関の間に、私が本店で個展をさせて頂いた時の彫刻を設置させて頂きました。

個展当時の石見銀山はまだまだ閑散としていて、未修理の空き家や廃屋も沢山残っていて、観光さんの姿もほとんど見かけることがない静かな町でした。
その後、世界遺産登録の話が持ち上がって、次第にそれが現実味を益し、お昼人口が急激に膨れ上がり、登録されると益々拍車がかかり、石見銀山はこの先どうなっていくのか予測できないまでになって、町内の皆さんが集まって対策協議などを行ったりして大騒ぎになりましたが、結局その大きなうねりも一山越えて落ち着くと、それなりに元の静かな町並みが戻ってきて現在に至っています。

デザイナーの奥さんが心血そそいで改修された武家屋敷は、一般には公開されていませんが、奥さんのお仕事のネットワークを中心に絶え間なく来客が続いていて、今ではそのおもてなしも兼ねて宿泊出きるまでになりました。

その奥さんはとても忙しい方で、何時もジッとしないで働いていらっしゃって近寄りがたい感じですが、その忙しい中、私が置かせて頂いている彫刻にからめるように様々な季節の植物をこまめに活け替えて玄関の間を飾っていらっしゃいます。
それは、奥さんの来訪者への大切なおもてなしの心の表現だと思っています。

そのような奥さんの姿や植物のあしらわれた光景を見ると、「釈迦の功徳」を思いだします。
諸説色々あるようですが・・・
お灯明は釈迦の智慧。お花は釈迦の慈悲。お香のかおりは清めの心・・・というやつです。

雨の日も、晴の日も、絶えることない継続は、なかなか出きることではありません。
暦の上では「立夏」の日。
連休もひとまず落着き、これから植物の活け替えも頻度が益す頃になりました。

おもてなしの四季に興味のある方ははこちらからどうぞ

IMG_1814.jpg

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