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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

はりきり老師 

2011/08/05
Fri. 06:39

最近の仏事は何かと省略が多くて簡素になってきていますが、久しぶりにご先祖さんへ向けた施主さんの熱い思いの伝わる桧を削った角塔婆が持ち込まれました。

施主家初代当主夫妻の150回忌を同時におつとめしてくれとの依頼です。
年号でいうと文久から元治年間にかけて相次いで亡くなったことになります。
当主夫妻の存在がないと今の自分はこの世に存在していない訳ですから、同じ法事でもお祝い法事になります。
角塔婆建立も家名を引き継ぐ目に見える証明となる訳です。

アルツ君症状でこのところ血管ではなくて堪忍袋の紐が切れやすくなっている老師ですが、仏事のことになると漢字もちゃんと書けるし、お経もきちんと唱えられるし、まだまだ十分現役が通用します。
出来るだけ負担にならない程度に色々な仏事や作務を振り分けてさせてもらっています。

そんな訳で大きな役割をもつありがたい角塔婆2本分を老師に書いてもらいました。

私が書いた原稿を見ながら、昔を思い出しながら、例の如く若干のアドリブを加えながら、蚊に刺されながら、ブチブチとプチ切れしながら、約1時間かけて無事終了。

その日の夜のビールは格別だったようで
「あぁ~~旨い!」
と感嘆詞連呼でした。

IMG_3726.jpg

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