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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

五色幕 

2011/08/09
Tue. 05:02

先日来、棚経のおつとめと平行して本堂の荘厳(しょうごんー飾り付け)をはじめていますが、今年のメインは五色幕の設置。

五色幕というと、仏教の世界では、布施・持戒・忍辱・精進・禅定の五つの語意を色で表したものともいわれ、この五色幕を荘厳しておくことで、仏教聖地を一目で見分けることが出来るし、仏教の教えが広く流布する象徴であるとも解釈されていたりします。

万善寺も老師夫妻がまだ若くてバリバリ元気に働いていた頃、当時の檀家さんからの寄進で五色幕を取りそろえました。
その後、年に何回か、夏の盆月とお正月の荘厳で本堂を飾ったりしましたが、セッティングの大変さもあって、年と共に登場の機会も減少し、やがて長らく仕舞い込まれて現在に至りました。

今年は、周辺の寺院と檀家代表が一堂に会した研修会開催会場に当たっていて、老師夫妻も気持ちばかりは乗切っているのですが、なかなか体が動かないので、その分私の方へ作務の諸役がどんどん回されてきます。
こんなことも想像できたので、何年も前から業務軽減の環境改善を提案していたのですが、永年継続されている作務の手順に手を入れることを嫌って、ことごとく却下され続けて今に至っている訳です。

さすがに、当日が近づきはじめると目先の現状を直視せざるを得なくなって、やっとこのあいだから格子天井のすぐ下へカーテンレールを設置する許可が下りたところです。
長いハシゴに登って、そのテッペンの方で金鎚やくぎ抜きやドライバーなど使ってイジイジと作業を進めていますが、チキンの私にとって、これだけの高所での作業は命がけです。
色々なマイナスの妄想が脳味噌を駆け巡って、この暑い時期に出てくるのは冷や汗ばかり。

棚経の正座と重なったハシゴの上り下りで、ふくらはぎの辺りが痙攣したりしはじめました。
命がけの作務はもうしばらく続きそうです。

IMG_3728.jpg

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