FC2ブログ

工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

三原谷旧大森小学校 

2011/10/11
Tue. 06:43

石見銀山には世間では極小規模校と言われている大森小学校があります。

まだ大田市の財政が豊かだった頃に新築や改築された学校がほとんどだった頃から、なぜか大森小学校だけがその対象からはずれた状態で、住民や保護者の陳情も虚しく、結局手付かずの木造校舎のまま修繕をくり返す程度の予算処置で推移し、そのうち行政の財政破綻がささやかれるようになり、ほぼ同時に世界遺産登録の話しがもちあがり、世間はそのことで盛り上がり、気がつけば、大田市唯一の現役木造校舎が世界遺産のど真ん中に残されていました。

その大森小学校のある石見銀山が世界遺産に登録されてそろそろ5周年を迎えるまでになりました。
その間、大田市では学校の統廃合が進み、現在、大森小学校どころか、同じ校区にある中学校までがその対象校になっている状態です。

私個人としては、住民人口の減少はそろそろ底を打ちはじめ、これからしばらく横ばいが続き、その間に何かのテコ入れが成功すれば少しずつ人口増加に転じるだろうと予測しています。
問題は、その「何かのテコ入れ」とは何か?ということですが、それを実践するのはやはりそこに暮らす住民が自ら動く前向きな取り組みしかないと思っています。
昭和の時代から続く行政依存の慣習はすでに機能しなくなっているように思います。

そんな石見銀山大森小学校事情ですが、あの「三原谷の川の風まつり」イベントが開催される兵庫県の豊岡市竹野町には、すでに廃校になった「旧大森小学校」が別の施設になって元気に生残っています。

旧大森小学校のある谷には、三原とか大森とか河内など併せて7地区の自治会が集まっています。
「三原谷の川の風まつり」イベントも、最近になって少しずつ各地区からの協力者が増えてきはじめ、その地域活性活動の拠点となっているのが旧大森小学校です。
各社各団体への協賛金を資金とした住民の皆さんの手づくりの活動が、やがて豊岡市長を動かし、味わい深い風貌と、地域で守り続ける旧大森小学校の現状に感動した市長の働きもあって行政協力が加わり、ここにきて旧大森小学校活用が徐々に活性化してきたようです。

私としても、このような地域活動を自分で具体的に見聞することはとても大切なことだと考えています。
彫刻の小品展開催地の候補としてどうかとも思っています。

IMG_3698.jpg

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

この記事に対するコメント

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://tetujin29.blog31.fc2.com/tb.php/652-47a70181
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

2020-07