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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

ゆるやかな時間 

2011/12/05
Mon. 08:42

萩から日本海を左に見ながら東へ小1時間も走ると島根県の益田市に到着。

数年前までは美術館での展覧会に彫刻を展示したりしてお世話になっていましたが、このところ彫刻と一緒に益田まで行くこともなくなって、縁遠くなっていました。
そのようなところへ、西の方からたどり着いたのはお昼過ぎ。

益田には美術関係の知人もいますが、何といっても私にとって人生の師匠のような大切な友人がいるので、素通りすることは出来ません。

そもそも、私がしぶとく今のポンコツ君に乗り続けているのも、そのご主人から譲り受けたトヨタのハイラックスとの出会いがあったからです。
私のように公私入り乱れて便利に使い倒す仕事車には、乗用車のようなトラックの使い勝手がとても良くて、その後現在まで乗り換えの車は全てそのタイプになっていて、気がつくとすでに3代目になっています。

そのご主人の若い頃は京都暮らしで、その時代に庭の仕事を覚えて、それが島根の益田に帰省してからの生活の糧になっていて、自分たちの暮らす家も全て自分たちで手づくりしたものです。

こじんまりとしたリビングは、吹き抜けになっていて、その窓際にはシーズンになると薪ストーブが鎮座します。
もう、何十年もその様子は変わらないで続いていて、時々訪問するとその都度若干家具の配置が変わっていたりする程度で、今回の突然のアポ無し訪問も、柱に取り付けた手挽きのミルで挽きつぶしたコーヒーと、奥様手づくりのクッキーが何時ものように変わりなく出て来ました。
変わったことといえば、一人娘さんが立派に社会人になって京都暮らしをしているということと、年々大きく育つ庭木の森くらい。

お互いにみんなで一緒に同じだけ年を重ねているはずなのに、しばらくぶりに逢ってみると時間の空白がアッという間になくなってしまいます。
その日一日を大切にしてシンプルに慎ましく暮らすスローライフのお二人に、ドタバタとアチコチ落ち着きなく動き回り、周辺の些細な出来事にアタフタしながら暮らしているばかりのチキンオヤジは、頭が下がる思いです。

まさに「日々是好日」
お二人の暮らしを訪問するたびに何か一つずつ勉強を重ねて帰ることが出来ます。
私にとってはかけがえのない大切な友人のご一家です。

IMG_1745.jpg

IMG_1746.jpg奥さんから美味しい手づくりのクッキーとコーヒーでおもてなし頂きました

IMG_1747.jpg吉田家の薪ストーブの原点です

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