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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

冬の虫 

2011/12/10
Sat. 07:18

このところ急激な天候不順で、一気に冬が来た感じの島根県です。

寺の老師夫婦の暮らしはというと、雨の日は雨なりに、晴れの日は晴れなりに、雪の日は雪なりに、その時々出来ることを探しながらの一日が始まって終わる、とてもシンプルな生活に慣れていて、平成の世になってもそのような暮らしぶりは大きく変わるどころか、よりマニアックに強化されつつあるようにも感じられたりします。

一方、世間の常識的な日常にどっぷりと浸かって暮らしている私の方は、チョット目には定職というと坊主家業くらいの気楽な暮らしぶりに見えるかもしれませんが、そこはそれなりにあれこれ多方面に気を配りながら結構せわしなく家の内外の用事を片付けたりしています。

この間、老師の通院に付き合っている最中に、行きつけの製材所のお姉さんから電話が入ってきました。
「2メートルの製材落ちが溜まったんだけど要りませんかぁ・・」
その製材所には吉田家のじゅん君よりちょっと若い知り合いのお兄さんがいて、私の面倒な個人的お願いをちょくちょく引き受けてくれたりするのでとても助かっています。
秋口に「松の小割りが集まったら教えてネ・・」って声をかけておいたのを覚えていてくれて、それからセッセと製材落ちをためていてくれたのです。
冬のストーブ燃焼効率を上げるためにとても重宝していて、いつもの真木の薪にその小割りを2~3本足してやると一気に火力が強まります。

そんな訳で、空の様子を見ながら工場の内と外を、鉄と松の製材落ちを行ったり来たりしながらアレコレ作業をしていたら、強烈で耐えきれないほどの激痛が革手袋の左手に走って一人で大騒ぎ。
最初グラインダーの鉄棘が刺さったのかと探しても見当たらず、激痛はどんどん激しくなって、そのうち小さなポッチが2つ浮き上がって来ました。

どうやら、木の中で冬眠をむさぼっていた夏の虫を怒らせてしまったようです。
その後、どんどん膨らんで赤らんで水ぶくれも出来て、ハンドルは握りにくいし指先に力が入らないし、さんざんな状態です。
虫は冬でも生きています。侮ってはいけません。

IMG_1920.jpg

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