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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

痴呆の雄叫び 

2011/12/30
Fri. 09:20

久しぶりの寺暮らし初日は、早朝からお正月用の餅つき。
もち米を蒸して初餅を造るに併せて般若心経で御祈念し、本堂や庫裡の各所へ御供えする数を用意します。

今のところは、餅好き東堂老師の御陰で難なくあれだけ多量のお供え餅を消費出来ますが、老師が餅を食べられなくなったらどうしようと、今のうちから悩みの種でもある餅つき。
不謹慎な話しですが、般若心経をよみながら餅の消費の祈念をしたりしてしまっています。

民衆信仰もあって「にくの日」つまり、「苦の二乗」に当たる29日は縁起の仏事を避けようということで、毎年万善寺では30日が餅つきに当日になります。
私の年末寺暮らしもその日を境に始まる訳で、二重生活をしている状態ですから、石見銀山の吉田家の年末行事のほうは、なりゆきでワイフの肩へ一気にのし掛かってきます。
本当に申し訳ないと思いながらも、こればかりはどうしようもなく、ひたすら頼り続けるしか無い状態です。

そんな状況の吉田家の年末は、いつもにも増して悩みの種が一つ増えました。
少し前にオムツデビューを果たした高齢犬シェパ君です。

このところ、毎晩のように正確なリズム間隔で2声「ワン!ワン!」と大声で鳴き続けて同居人の睡眠をジャマします。
ナイーブで高血圧の私は、とても彼の泣き声を子守歌に眠り続けられる状況ではなく、結局彼が寝つくまで何時間でも御伴することになります。
この間、ワイフがそのような吉田家事情をお医者さんに話したら、「それは痴呆症状の一つの現れですね」と診断が下って、睡眠薬を試すことになりました。
まさに、私が万善寺暮らしの前夜、その実験の当夜を迎え、丁度徹夜の年賀状書きのこともあって私が睡眠薬効果実験の高齢犬と一晩付きあうことになりました。

睡眠薬は、見事に効き過ぎるぐらいで結局彼はオムツをしたまま朝まで爆睡。
途中、息をしているか心配で何度か様子を見たりしながら、それでも無事に一晩を乗り切りました。
朝になってオムツを外したその場で大量のオシッコのおまけ付まであって、我が家の最長老はなかなか順調にそれなりの元気さを取り戻しています。

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