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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

立久恵峡 

2012/01/13
Fri. 07:46

相変わらずパッとしない天気が続いています。
それでも、出雲の方まで出ると雪が無くて、長靴にジーパンを入れ込んだ姿がどうも人目を引いているようです。
寺の辺りは周囲が真っ白で、ポンコツ君の駐車場も切り返しの轍が消え残っています。
それに一晩で降る雪が少しずつ積もりますから、結局長靴が脱げない毎日が続いている訳です。

寺の谷には琴引山の地下水を集めた保賀川が流れていて、小さな谷の水田と上水の一部をまかなっています。
谷川を下った水は、やがて幾つかの支流と合流しながら神戸川に注ぎます。
「神戸川」と書いて「かんどがわ」と読むその川は、出雲から斐川の平野の農業用水に利用されつつ、出雲大社の日本海へ流れ出ています。

大まかに云うと、この神戸川に沿った道が、まだ今のように車も無い時代に瀬戸内方面から出雲大社への参詣に使われた「出雲街道」になります。
万善寺から車で5分ほど広島方面へ走ると県境の峠があって、その峠を島根県側へ下った辺りが出雲大社と石見銀山への分岐点になっていて、そこから二つに分かれた街道の一つが石見銀山まで続く「銀山街道」になる訳です。

最近の私は、その二つの街道を行ったり来たりしています。
そんな訳で、毎日のように地味な歴史名所めぐりをしています。
中でも、比較的知名度の高いのが出雲街道沿いにある「立久恵峡(たちくえきょう)」。
神戸川の渓流脇に集塊岩を浸食した奇岩がそびえる景勝地です。

もっとも、ポンコツ君を走らせている私の方は、のんびりと景勝観光の余裕もありませんが・・・

ちなみに、一口に「出雲街道」といっても、様々なルートがあります。
びっくりしたのは、昨年彫刻の展覧会でお世話になった兵庫県の竹野町へ往復していた時の道中で「出雲街道」のサインをちょくちょく見かけたことです。
そんなこともあったりすると、行く先々で何となく親近感を感じたりして、長距離ドライブの疲労が和らいだりします。

IMG_2463.jpg

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