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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

擁壁の苔 

2012/01/25
Wed. 08:51

例のごとく、受験生キーポンを中学校まで送っての帰り、我が家の目の前のよう壁に張り付いた苔の群れを発見。
そのよう壁は毎日見ているはずなのに、何時もは気付きもしないで完全に見逃していたみたいです。
きっと、苔の群れに積もった雪が教えてくれたのだと思います。

私が属に云う「一身上の都合」というヤツで20年ちょっと続いていた仕事をやめたのが5年ほど前。
丁度その頃、石見銀山が世界遺産登録になることになって、町内は至る所で土木工事がはじまって、狭い狭いメインストリートのアチコチが掘り返されたり、裏山の災害危険区域が改修されたりする時にそのよう壁も出来上がりました。
つまり、その苔たちは5年の歳月をかけてここまで広がったということになります。
「石の上にも3年」ならぬ、「よう壁に張り付いて5年」でこのサイズということです。

「石の上にも3年」・・・出典は定かではありませんが、何をするにも「3年間は辛抱しろ!」といことで、過去の偉人才人の実体験を反映した戒めなのでしょうが、我が宗門の中国禅開祖達磨大師など、悟りを開くために「面壁九年!」座り続けて手足が退化したとまで云われたりしているのですから、3年の歳月などアッという間の出来事レベルで終わってしまう程のものでしょう。

コツコツと5年かけてやっとここまで増殖する苔の地道なけなげさに、しばし見入ってしまいました。
彫刻の小品展も気がつけば3年目。
5年の継続を当面の目標にしていますが、果たして展覧会を5年継続して、目の前の苔たちのようにさり気なくもたくましい成長を遂げることが出来るのでしょうか?

ぼつぼつと、今年の彫刻小品展の出品回答が彫刻作家の皆様から返って来始めました。
作家の皆様のご協力が頼りで励みになります。

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