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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

カンショウの日々 

2012/02/16
Thu. 08:17

万善寺の役員会に向けてモタモタと事務処理をしていたら、気がつくと既に月半ば。
我ながら事務能力の不適合体質にあきれかえってしまいます。

躓きの走りは申告事務の減価償却計算。
耐用年数のことやら償却期間の月計算やらかけるやらわるやらなんじゃらかんじゃら収拾がつかなくなってお手上げ状態のまま万善寺の収支会計で歯抜け状態の領収書と格闘しつつ現代彫刻小品展のデータベースの穴埋めをしたりして気がつくと1日がはじまって終わっている・・・

こんな日々が繰り返されているところに老犬の帰寂が重なり、心身ともに完全に体調のバランスを崩してしまったと滅入っていたら、さすがに長年連れ添っているワイフが察知して例のごとく文芸春秋の三月特別号を差し入れしてくれました。

どうせくたびれかえったマナコを使うなら横書きの数字を見るより縦書きの日本語を見ていた方がどれだけ目に優しいことか・・・ひしひしとワイフの優しさを感じながら芥川賞2編に読みふけってしまいました。

もっとも、すこぶる風通しの良い仮設書斎でモニターと活字を定期的に行ったり来たり落ち着かないままチビリチビリ読み進めている受賞作は、なかなかそれに値するほどの真価を見つけ出すには至っていないので、これから諸々落ち着いたら、しばらく例の個室に籠ることにもなるでしょうが、ひとまずの読後感。

「共食い」の方は、ユーチューブで見た記者会見の方が刺激があって面白かった・・・といったら失礼なのか・・・と思える程ノーマルなお話しで、彫刻に置き換えるなら、柳原義達さんの鴉や鳩のような感じ。
「道化師の蝶」の方は、知的レベルの高さがポロポロとこぼれていることに気がつかない振りをして白々とクールを装いつつ、実はホットな思考の展開を密かに楽しんでいる・・・といったような・・・結構ヨシダ好みのお話しで、彫刻に置き換えるなら、昨年無くなった向井良吉さんの蟻の城のような感じ。

夜になっても目が冴えてなかなか寝付けないので「鉄人の四畳半チェック」最近のきまぐれtop10をbookバージョンに更新しました。
吉田の知られざる側面が垣間見れるかもしれません。

IMG_2938.jpg

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