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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

鉄地銅鍛造象眼錫鍍金仕上文鎮 

2012/03/19
Mon. 06:45

いよいよ春のお彼岸中日法要を迎えます。

少しずつ準備を進めていた万善寺も、結局例年通りおかみさんの仕切りがはじまって、微調整のはずが大幅変更になり始めています。
今年の3月下旬は、休日や平日が入り乱れて、卒業式や終業式や合格発表や離退任式や新旧PTA引き継ぎ会議や送別会や、それに小品彫刻展の準備業務が加わったりして、私の軟弱な歩くハードディスクもオーバーヒート気味です。
それにこの度のおかみさん介入でますます先行きの見通しが不透明になりつつあって、なかなか鍛えられる日々を過ごしています。

これからアチコチで餞別も必要になるし、万善寺のお彼岸法要「ようこそお参り」の粗品準備もあるし、何かと物入りのことも重なるので、1日工場にこもってクラフトを造り貯めしました。

鉄は、長年風雨にさらしながら、こまめにねかしたり立てたりひっくり返したりしてマチエールを工夫したものを使用。
銅の鍛造象眼は石見銀山の丁銀(銀素材の小判のようなもの)造りと同じ技法を模したもので、でかいハンマーで思いっきり叩いていると、気持ちがスカァーとして体内の湿気が吹き飛んでいきます。
鍍金はようするにメッキのことで、本来なら「銀」を使用すべきでしょうが、銀は経年変化で酸化すると結局黒く燻されてしまうので、いつまでも銀色に輝く「錫」を素材に使いました。

用途は「文鎮」・・呼び方を変えると「Paperweight」・・
春一番への対応は厳しいものの、春の微風くらいはそれなりに凌げる程度の重さは、軽くて軟弱な制作者の性格がそのまま形態に置き換えられた一品となっております。

IMG_3201_20120319064940.jpg

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