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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

吉田家軒先の出来事 

2012/05/05
Sat. 10:12

いやぁ〜連休ですねぇ〜

吉田はというと、1日だけお休みをいただいて、久々にワイフと水入らずの長距離ドライブを楽しんできました。
ポンコツ君もことのほか調子が良かったようで、何時になく走行距離が伸びて、チョット得した気分です。

この間から、次回に石見銀山である彫刻展の印刷原稿を作り始めていて、ポスターやチラシに使うデータを撮り溜めているところです。
しばらく曇りや雨が続いていたので、どうもシャキッとした写真にならなくて困っていたところ、連休も終盤になった本日、やっとそれなりの日差しが戻ってきたので、朝から飯も食わないで石見銀山町内を極楽寺まで自転車で往復して先ほど帰ってきたところです。

家を出た時は観光さんの人影もまばらだったのに、小1時間の取材が終わる頃には、自転車で町内をまともに走れないほどの混雑。
シャトルバスが到着するたびに、ドッと人の流れが押し寄せてきます。

ヨレヨレのハンドルワークでやっと玄関先へたどり着いて土間に自転車を引き入れて、パソコンへカメラのデータを移そうとしていたら、玄関口で「こんにちわぁ〜、すみませぇ〜ん・・」と誰かが呼びかけてくるので土間の方へ出てみると、玄関障子からのぞいている顔が逆光で真っ黒。
ご近所さんだったら何のためらいもなく、歩いて20歩ほどの細長い土間を居間の入り口までズカズカ入り込んで用事をすませたりするのですが、その人影はそれもしないまま、玄関口で「すみませぇ~ん」ばかり。
しかたないのでこちらから出かけてみると、
「あの〜、あそこにあるあれは何に使うもんですかぁ〜」と、私が造った彫刻を指差して質問。こういう観光シーズンには、そういう質問がしょっちゅう飛び交います。
「あれは、私が造っている彫刻です」と答えると、
「ちょうこくぅ〜・・・使うような物じゃないんですかぁ〜」
それから別の彫刻をベタベタ触って、ズリッと動かしたりして
「これはなんですかぁ〜」
「それも私が造った彫刻です」
「はぁ〜そうですかぁ〜・・特に意味はないんですねぇ・・」
「ちゃんと意味はありますヨ!」
「だから何するもんでもないんでしょ?」
「だから彫刻です。」
「はぁ〜、別にたいした意味がないんですねぇ・・」
「むむっ!・・・・」

「あんたの知ったことか!さっさと消えろ!ワシャ忙しいんじゃ!お前と付き合ってる暇など無いんじゃ!」・・・と云いたかったけど、ぐっと我慢して(ニコッと笑うまではいかなかったけど)玄関障子を閉めたのでした。

今まで、家の軒先へ置いていた彫刻が2つ無くなりました。
少し前までそこに置いてあった彫刻の底跡が消えないで残っていたりして、それで何となく気がつくのです。

「このやろう!」と気がついた時はムッときますが、
「別にたいした意味がないんですねぇ・・」と云われるよりずっとマシだと思います。
だって、持っていっても別に何に使えるわけでもない「彫刻」を、出来心でも持っていってしまうと云うことは、それなりに何かしら何処かしら気に入った何かがあったからでしょう。
誰が持っていったか知りませんが、末永く大切にしてやって下さいませ。
くれぐれも廃品回収や燃えないゴミで捨てないでね。

IMG_4376.jpg

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