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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

年の差 

2012/05/09
Wed. 08:53

最近の万善寺東堂老師は、朝夕のおつとめや時の鐘つき等の仏事はほぼ変わりなくこなしているものの、それ以外のこととなると次第に面倒がって外にも出ないでゴロゴロしていることが増えてきました。
彫刻展の準備でお世話が忙しい時なので、なかなかそのような状態の東堂さんを連れ出してやることも出来ないで気になっているところです。

寺へ嫁に来てから、脇目もふらないで寺一筋にアレコレを守り続けるおかみさんへは、「彫刻展で忙しいから・・」どうのこうのという本当の話しを漏らしてしまうと大騒ぎになってしまいます。
だからおかみさんの場合は、未だに私達夫婦が毎年ちょこちょこ彫刻を造って1年に何回もアチコチで展覧会をしているなどという実態は、ほとんど知らされていないまま今に至っています。
このような変則的な暮らしは今にはじまったわけではなくて、もうかれこれ30年以上は続いているでしょう。
別に私としては「嘘も方便」で嘘をついているわけでもなく、「黙して百を語らず」で、黙りを決め込んでいるわけでもないのですが、「彫刻」というものの存在意義を理解しようとしないおかみさん相手に、いくら事細かにその筋の世界を話しても結局は聞く耳を持たない状況が変わることもないようなので、「当たらず触らず」を通しておいた方が平和でいられるわけです。

現代彫刻小品展へは、それこそ80歳を過ぎた東堂老師夫婦よりもっとご高齢で、既に90歳になろうとしている、もしくはなっているほどの彫刻家が近年の力作を出品してくれています。
若い頃は学校の先生をしていらしたようで、多くの教え子を彫刻家として育てられたというような話しを漏れ聞いたことがあります。
その程度の情報しか知らないのですが、私は彼の木彫が昔から結構好きで、展覧会に出品すると彼の彫刻を間近で見ることも出来たりするので、それが楽しみの一つであったりします。
その彫刻家小島氏は、結構な大御所らしいのですが、彫刻展を企画した時に思い切って何の前触れも無く本人宛に開催要項を郵送してみたら、すぐに出品OKの返事が返って来たので、正直、若干ビビりました。
何処かしら、現代彫刻小品展が気に入って頂いているようで、初回の展覧会から連続で出品して頂いています。
一つの展覧会で出品者の年齢に70歳程の開きがあるというのもなかなか面白いことで、作風の違いやテーマの違いなど、とても幅広い彫刻が集まったように思います。

小島弘 2009年作 木彫 「母子愛」

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