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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

母の日は・・ 

2012/05/14
Mon. 09:51

推定築240年の石見銀山吉田家は、世間の気温より数度は低いと思われるほど、今なお夜の冷え込みが厳しくて、寒い思いをしながら家族3人(長男は家庭内別居でほとんど家にいない)で仲良く肩を寄せあいながら(と思っているのは自分だけかもしれないが)日々暮らしております。

その隙間風だらけの吉田家のさらに昼なお暗い四畳半が私のデスクワーク書斎になっているのですが、この間から高校生活初の試験週間に入ったキーポンが、チョロチョロ出入りして私のささやかで慎ましいデスクワークスペースを次第に占領しつつあります。

昨夜も結局夜中の2時前までグダグダゴロゴロしながら試験勉強らしきことをしていたのに、気がつくと勉強道具を周囲にまき散らしたままコタツに潜ってそのまま爆睡していました。
やはり、高校での勉強は中学校の頃のような分けにはいかないと、そのあたりまではオヤジとしても自覚して厳しくしつける必要を感じている一方で、私の書斎を明け渡すことになってしまうかもしれないと一抹の不安も感じている今日この頃です。

この時期恒例の学校行事というとやはり「PTA総会」
当日は丁度「母の日」でもあるし(ワイフは私の「母」であるわけでもないのですが)、少しでも母孝行になればと思って、半日ほど高校のPTA事業にお付き合いしてきました。
中学校は小規模校だったので、出席率がほぼ100%近くの好成績?でしたが、やはり高校ともなると3分の1以下に激減してしまうようです。
総会後のクラス懇談会では何とオヤジは私一人。
40人近い学級生徒がいるはずなのに、出席総勢10人に満たない保護者と担任の先生との懇談会は、若干名の筋金入り教育ママさんの爆走で30分がアッという間に過ぎてしまいました。
1年生に入学して2ヶ月も立たないのに、既に大学の受験勉強の話題になるとは世間知らずのオヤジの想定外でした。
久々に、厳しい世間の社会事情を実感させてもらいました。

展覧会やワークショップの印刷物原稿作成の合間を縫って出席した久々の会議でしたが、先行き不透明でなかなか予測不能な現在の日本社会で、入学したばかりの高校生とその親共々、将来の目標を見定めた着実で確実な進路保証を獲得するまでの熾烈なる戦いは、果たしてそこまでするだけの意義があるのだろうかと疑問を感じたのは私だけなのでしょうか?

私など、気がつけばあれも出来ないこれも出来ない、残るは絵を描くことのみ・・というところまで追い込まれてやっと進路が決まったりしたようなものです。
もっとも、あれだけ連日連夜、何十本もの画用鉛筆をすり減らして絵ばかり描いていると、それもそのうち飽きて来て結局はそのつまらなさから逃避する手段を探すようになって彫刻を造ったりしているわけですから、何をするにも、経過と結果はやはり幾分かのズレが生じてしまうようです。
一度しかない人生ですから、過去を振り返って後悔しないで歳をとっていきたいとねがいつつ、現在を生き続けているのが吉田の実態です。

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