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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

沈む太陽 

2012/05/22
Tue. 06:59

5月も後半に入ると新年度の引き継ぎやら、会計の予算決算の報告やら審議やらあれこれと、平日・休日、日中・宵の口関係なく会議が多くなります。

どちらかというと、正しい姿勢でイスに座ったり正座したりすることを避けて、坊主としてあるまじき姿勢を好む吉田としては、関係諸氏の長話や一見熱心と思われる議事進行などはどうでも良かったりして、出来たらゴロリと横になってしまいたくなります。
というより、吉田ごときがあれこれ口出ししても会議が踊るどころか停滞してしまうことにもなりかねないので、ひたすらじっと無口を通して、なおかつ眉間にしわを寄せながら爆睡しないように体勢を維持しつつ真剣に考えているフリをし続けることに集中する・・といった涙ぐましい努力をしたりしています。

何時何処でどのように仕入れたネタか、全く思い出すことが出来ないのですが・・嘘か真か真意はさておいて・・
あの武田信玄は、領地の支配や戦の戦略など、会議を招集しなければいけないときは、先ず、必要数の膳を用意して、旬のものと酒を揃え、若干の世間話と適度にアルコールが一巡した後、ゴロリとみんなで横になって、肘杖やほう杖などくつろいだ姿勢になって本題に入ったという事です。
上座下座の区別なく、同じ目線でリラックスしながらそれぞれの思いつきを出し合うことで、名案も出て遺漏のない煮詰まった話し合いになっていく・・のだそうです。

残念ながら、吉田は未だにそのような状況に遭遇した事もないし、これからも期待できないと思いますが、会議を避けて通る事の出来ない関係諸氏は、一度試してみる価値がありそうな気もします。

いずれにしても、夢のような話はさておき、こちらは現実世界の総会、それも宗門の会。
東堂老師から引き継いで私がこのような会に出席するようになって2年目になりますが、未だに慣れないまま出席の諸先輩方の失笑をかったりしているところです。
始めの頃は、万善寺の仏事なども含めて逐一報告やら相談やらしながら宗門や檀信徒の皆さんとお付き合いしていたのですが、それらの一つ一つに我が身が行動するがのごとく微に入り細に入りの心配がおかみさんと一緒になって続くので、最近はむしろ何も知らせないで、自分の胸一つに収めようと考えるようになりました。

彼らの心配の種類は2通りあって、東堂さんのほうは、自分の記憶がワープすることを認識しての心配。
おかみさんのほうは、東堂さんを気づかって自分がしっかりと采配しないと私が困ってしまうだろうとの取り越し苦労。

年度変わりの何かと横のつながり強化を求められるこの時期、万善寺事務処理の停滞が彼方此方の皆様方にご迷惑をおかけしている事もあって、気が重くなる事もしばしばです。
さて、そんなことばかりもいっていられないので、これから気持ちを入れ替えて、改良衣に着替えて石見銀山を出発。
・・・・・そして・・・・
総会のほうは、さすがに日ごろのお経とお説教で慣れた渋い声に含蓄ある語りがひとしきり続いて時間通りに終了。

帰りの西の空には、金環食で大忙しだった太陽も、世紀の大イベントの大役を終わって、静かにゆっくりと沈みはじめていました。朝からどれだけ写真を撮られたのでしょうか?
まさか、夕日になって日本海に沈むところまで撮られてしまうとは思ってもいなかったんじゃないですか?おつかれさん。
海辺のほうは、やっとしろかきが終わってこれから田植えが始まります。
水がそろそろ引き込まれた水田がオレンジ色に染まって、それはそれでなかなか美しい風景でした。

IMG_4568.jpg

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