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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

側溝の花 

2012/07/12
Thu. 07:22

石見銀山は島根県の大田市にあるのですが、昨夜、その大田市から万善寺のあたりまで大雨洪水警報やら注意報が発令されていたらしい。

島根の辺りだけかも知れませんが、本格的な夏に入る前には、このように大雨が降ることが多くて、側溝の用水路を便利に使っている石見銀山の町並み住民は、大量の雨量をまかない切れないであふれかえる用水路の始末に大忙しとなります。

このようなことが、シーズンに1〜2回くらいあると、一方で用水路に流れ込む山からの谷水に混ざって、枯れた草木や腐った古竹などのじゃまな山のゴミが流されてきれいに掃除されたりもするので、それはそれで自然の摂理に叶っているのかなぁと思わないでもありません。

石見銀山が世界遺産に登録されそうなことが分かった頃から、町内の美化工事が急ピッチで進められ、登録を挟んで完成した現在の用水路には、観光さんの便宜を図って各所へ溝蓋が設置されました。
この、溝蓋が今回のような大雨になると、とたんに厄介者になります。
昔は、山のゴミが側溝へ流れ込んでも、難所の要所要所でゴミをすくい上げることが出来ていたのですが、溝蓋のおかげでそれが難しくなってしまったのです。

住民の暮らしの歴史に基づいた基本調査もそこそこに、机上の会議で図面に置き換えられた名ばかりの改良工事で、住民が苦労している・・という実態が、石見銀山世界遺産登録5周年事業で盛り上がる裏事情で浮かび上がっています。

一晩降り続いた大雨もあがり、増水も峠を越えた側溝には、どこかから流れ着いた小さな花の株が激流に耐えながら張り付いていました。

根性あるなぁ・・

IMG_5033.jpg

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