FC2ブログ

工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

田舎坊主の悲哀 

2012/08/21
Tue. 08:04

もう、寺暮らしが1ヶ月近く続いています。

万善寺あたりほどの田舎になると、坊主家業一つするにも、信用のあるおつき合いが何より大切です。
何年もかけて積み重ねた信用も1回のミスで全て台無し。
隣近所どころか、地域の隅々まで知らない人がいないくらい、ツイッターやフェイスブック並みのスピードでさまざまな情報がすぐに飛び交います。
うわさ話など、お茶飲み話のネタにもなったりして、それが普通の日常になってしまいます。
面白いもので、人の善行はなかなか噂になりません。

ひと夏の棚行でだいたい100軒チョットを回ります。
以前はそれが200軒を越えていました。
この20〜30年の間で半減しました。
理由は、代替わりと共稼ぎと転居転出に独居老人の介護施設入所。

東堂さんの働き盛りの頃は300軒以上の棚行を務めていて、小学生の私は、夏休みも返上の小坊主で、そのうち100軒近くをお手伝いしていたものです。
その頃からお手伝いしていた関係で、いまだに訪問先の施主さんがご健在だったりすると、60才近いオヤジに「お坊ちゃん」とか「ボーさん」とか「若さん」とか言われたりしています。
そんな1年に1度の訪問程度で、お釈迦様がどうとか、観音さんがどうとか、偉そうな話は出来ません。
いく先々でそのような状態ですから、やはり第一線を退いて東堂暮らしになっているとはいえ、まだまだ前住職の影は色濃く残っていて、滅多な事を口走ったりすると大変なことになってしまいます。

なかなか信頼を勝ち取る事も骨が折れます。

なっちゃんから奇妙なメールが届きました。
いったいどういう事でしょう?
至る所で、どんどんうわさ話流しちゃれ!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
みてー!
ジャケットクリーニング出したら、襟があり得ん仕上がりで上がってきたんだけど
片っぽ襟無しで反対は変なトコに襟ついとるしー。
これはクレーマー菜純発動だ!

image_20120821080407.jpg

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

この記事に対するコメント

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://tetujin29.blog31.fc2.com/tb.php/968-144d2bad
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

2020-05